【ドバイWC】大挙出走クールモア勢

トピックス

クールモアのバリードイル・トレーニングセンターは31日UAEドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーに7頭の招待受諾馬を送ることを発表した。
クールモアは2005年から2010年までの6年間、DWCプログラムに競走馬を送らなかったが、昨年はトレーナーのエイダン・オブライエン調教師がDWC・4着のケープブランコを含む3頭を送った。

豪州でG1を5勝、昨年欧州で3つのG1を勝ったソーユーシンクは総賞金1000万米ドルのDWCを狙う。BCターフを連勝したハイシャパラルの6歳牡馬は、BCクラシックでドロッセルマイヤーの3馬身4分の4差6着に終わった。同馬は3つの大陸で走り、20戦12勝である。

セントニコルスアビーは昨年のBCターフ勝馬で、2009年の欧州2歳チャンピオンだ。彼は芝2410メートルのG1ドバイシーマクラシックに目標を置いている。モンジュー産駒の5歳牡馬は11戦6勝の戦績。トレジャービーチも同レースを目標にする。ガリレオ産駒の4歳牡馬は愛ダービーとセクレタリアトSの2つのG1を勝ち、昨年のエプソムダービーは頭差2着。昨年最後のレースとなったウッドバインのカナディアン国際S3着以来の出走になり、通算成績は12戦5勝。

G1・5勝のフェイムアンドグローリーは昨年10月アスコットで新設されたG3・ロングディスタンスカップ勝馬で、新設の2マイルのG3・ドバイゴールドカップを狙っている。モンジュー産駒の6歳牡馬で12のステークスを勝ち、通算成績は21戦13勝である。

3歳の2頭、ロートダディーロングレッグスはG2・UAEダービーを目指している。ハイシャパラル産駒のロートは昨年11月にG1・BCジュヴェナイルターフを勝った。スキャットダディー産駒のダディーロングレッグスはダートのG1・BCジュヴェナイルで12着に終わったが、ニューマーケットのG2・ロイヤルロッジSを勝っている。

重賞3勝のアウェイトザドーンはBCターフを先行して7着に終わった。彼は芝1800メートルのG1・ドバイデューティーフリーを目標にしている。ジャイアンツコーズウェイ産駒の5歳牡馬で通算成績が8戦5勝。昨年のロイヤルアスコットのG2・ハードウィックS勝ち馬である。