【スプリングS】アルフレード「勝ってそのまま本番に…」

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14日、日曜中山11レース・スプリングステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、朝日杯フューチュリティステークス1着のアルフレード(牡3、美浦・手塚厩舎)は、松岡正海騎手を背に南Wコースで追われ、6F:80.4-65.6-51.6-38.2-12.5をマークした。

追い切りに関して、手塚貴久調教師
「負荷をかけようと、6ハロンから時計を出して、終いもしっかり追って欲しいと指示をしました。ジョッキーも時計を出すつもりだったのか、ちょっと速くなりましたけど、あのくらいで良いと思います」とコメント。

「前走は重賞初挑戦で1番人気、しかもG1ということでビックリしましたが、内容的には完勝だったと思います。デビューの頃はワガママなところがありましたけど、落ち着いてきて人に従順になってきましたし、朝日杯は現状で一番良い状態でレースに向かえましたね。

レース後はG1の疲れがあったので、ノーザンファーム天栄に1ヶ月放牧に出してケアをしてもらいました。放牧先で乗り込んできたわけではなく、美浦でしっかりと調整しようということで先々週、先週と乗り込んできましたが、まだ精神的にも肉体的にもスイッチが入っていませんでしたけど、今週やってだいぶ臨戦態勢は整いました。距離は全く気にしていませんし大丈夫だと思います。目標は皐月賞ですが、せっかく無敗できていますし、ここも勝ってそのまま本番に行きたいですね」と意気込みを語る。

また先週フィリーズレビューで1番人気に応えたアイムユアーズ(牝3、美浦・手塚厩舎)に関しては「人気でキチンと勝てて良かったです。ファンタジーステークスのときに輸送を苦にしないタイプと分かっていたので、今回も美浦で調整していきましたが、そのときとは違って金曜に移動して土曜にスクーリングをしました。それも良かったですね。

レースでは、スタートに気をつけて欲しいとジョッキーに伝えていましたが、上手く行きましたし、小回りの競馬ならああいう競馬の方が勝利に近いだろうと思っていたので想定内の形でした。あれで押し切れるのは能力のある証だなと思います」とレースを振り返る。

「今後は栗東に置いて1週間ぐらい楽をさせて、来週から桜花賞に向けて調整していく予定です。レースに向けて自分で体や気持ちを作っていくタイプなので、すぐにスイッチを入れないように、余計なストレスをかけないようにしたいと思います」と語るように、桜花賞に向け、栗東トレセンで調整を進めていく。