【スプリングS】モンストール「休み明けでも…」

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14日、日曜中山11レース・スプリングステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京王杯2歳ステークス4着のモンストール(牡3、美浦・尾関厩舎)は、柴田善臣騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F:69.0-52.7-38.4-11.9をマークした。

追い切りに関して、尾関知人調教師
「先行しているフラワーロック(古1600万下)を追いかけて、競馬に向けて直線は少し気合いをつけてもらいました。手応えも良く、終いも反応してくれて良い動きだったと思います」とコメント。

「前走は大外枠にくわえ出負けをする厳しい状況のなかで、最後に脚を使ってよく頑張ってくれたと思いますが、ジョッキーが『ノドが影響している』と言っていたように、いろいろな面が重なって初めての敗戦となってしまいました。レース後に調べたところ、ノド鳴りだったので、オーナーから『手術をしてクラシックを目指そう』とお話をいただき、12月に手術をしました。

その後は回復して、年明けから乗り出しましたけど、徐々にこの馬らしい動きになってきました。体つきに大きな変化はありませんけれども、精神面では、今思うと京王杯前はノドが影響して苦しくなって、気持ちが急かされる面があったかもしれませんが、今はそういう面もなく良い感じです。初めての右回りですが、2歳の頃から右回りのウッドチップコースで調教をやってきて問題がないので、今回も大丈夫だと思います。精神的にも肉体的にも良い意味で変化のない馬で、平常心を保てるので、変わりなく競馬に向かえると思います」と休み明けでも力は出せそうだ。