岩手の菅原勲騎手が調教師に

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長年、岩手競馬のトップジョッキーとして君臨し、1981年のデビュー以来、史上5位となる地方競馬通算4127勝を挙げた菅原勲騎手が、15日にNAR地方競馬全国協会より発表された、新規調教師試験に合格し、騎手生活にピリオドを打つこととなった。

積み重ねた地方競馬の重賞勝ち鞍は177を数え、メイセイオペラやトウケイニセイなど岩手競馬生え抜きのスターホースを何度も大舞台へ導いた菅原騎手。
メイセイオペラで臨んだ99年フェブラリーステークスGⅠは、地方所属馬と地方競馬騎手のコンビが制した、唯一の中央競馬GⅠ勝利となっている。

菅原騎手は、3月31日付で調教師免許を取得、同時に騎手を引退し、4月7日に水沢競馬場で開幕する、新年度の岩手競馬に臨むことになる。