【大阪杯】宝塚へ向けて…ナカヤマナイト「数段良くなっている」

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28日、日曜阪神11レース・大阪杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、AJCC2着のナカヤマナイト(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.7-50.8-37.3-12.9をマークした。

追い切りに関して、二ノ宮敬宇調教師
「先週ジョッキーが乗って目一杯やっているので息は出来ています。今日は走る馬を前に置いて、抑えながら終いに追い越す予定でしたが、その通りの内容でした。時計も良いし、上がってきてからの息も良かったですよ」とコメント。

「前走は、体にまだ余裕があった感じありますが調子は良かったですし、レース内容は良かったと思います。レース後は短期放牧に出して、その後再度入厩させましたが、順調に調整が出来ました。以前は緩いところがあったので、それをケアしながら使ってきましたが、馬に実が入ってきて攻められるようになりましたね。先週今週と、2週続けて強い調教が出来たのは、それだけ体が出来てきたと言えるでしょう。いろんな所に遠征して精神面でも強くなっていますが、時折ステイゴールド産駒らしい気の悪さを出すことがあるので、そこは気をつけたいですね。
今回は、宝塚記念に向けて一度阪神でレースを経験させたいということで、このレースまで待ちました。輸送などに戸惑いを見せるかもしれませんが、それを経験させるのも目的のひとつですし、レースでも上手に流れに乗って、経験を積んでくれるといいですね。フランスに行ったころと比べて、馬が数段良くなっているので、走ってくれると思います」と意気込みを語る。


僚馬に先着を果たしたナカヤマナイト(内)