ディープ産駒・エタンダールが2勝目…山吹賞

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12年3月31日(土)、3回中山3日目8Rで山吹賞(芝2200m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の2番人気・エタンダールが優勝。序盤からハナをとると、2番手につけたブラインドサイドの追撃を振り切り、逃げ切り勝ちを決めた。勝ちタイムは2:20.1(良)。

2着にはクビ差で4番人気・ブラインドサイド(牡3、美浦・加藤征厩舎)、3着には6番人気・サカジロオー(牡3、栗東・大根田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキャノンシュートは伸びるところがなく6着に敗れた。

勝ったエタンダールはデビュー勝ち後は勝ち星に見放されていたが、これが通算2勝目。 馬主は広尾レース 株式会社、生産者は大樹ファーム。馬名の意味由来は「軍旗(仏)」。

1着 エタンダール(松岡騎手)
「差すよりも粘るタイプだと思っていたので行きましたけど、上手くいきました。最後は差し返してくれましたし、やっぱり粘る脚がありました。坂のあるコースも合いますね」

2着 ブラインドサイド(田中勝騎手)
「残念です。乗りやすい馬ですし、距離も問題ありません」

3着 サカジロオー(柴山騎手)
「ペースが遅かったので、早めに上がって行きましたけど、やはり前残りの競馬になってしまいました。それでも終いは良い脚を使っていますし、芝でも問題ありません。距離は長い方が良さそうです」

4着 ステラウインド(三浦騎手)
「将来性のある馬ですし、ハナにはこだわらずにリズム良く行こうと思っていましたが、スローのヨーイドンになってしまって、厳しい展開になりました。馬群で他馬を気にしていましたけど、しっかり走ってくれましたし、この経験が先々生きてくれれば、と思います。能力のある馬ですよ」

6着 キャノンシュート(内田博騎手)
「3番手で競馬をしようと早めについて行こうと思っていましたけど、行けませんでした。右回りに替わったことも影響したかもしれません」

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エタンダール
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:ミスペンバリー
母父:Montjeu
通算成績:6戦2勝

ゴール前まで白熱した一騎打ちをみせたエタンダール(内)とブラインドサイド(外)

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