【ダービー卿CT】石橋脩騎手「いいタイミングで乗せてもらっている」

トピックス

「ハンデも気掛かりなところはありましたが、よく頑張って届いてくれました。状態の良さも感じましたし、厩舎の方々がよく仕上げてくれたと思います」と石橋脩騎手。

トップハンデの57.5キロを背負い、この馬本来の形よりも、中団から後方でレースを進めたが、鞍上も慌てることなく勝負処では外へ。直線では勢いよく急坂を駆け上がり、オセアニアボスとの追い比べも制して、3つ目の重賞タイトルを手にした。

「この前は内枠を引いて、上手く乗れなくて反省していました。今日はいいポジションでレースを進めたかったのですが、思ったよりも後ろになってしまい、外に切り返せるように意識していました。僕はこの馬のいいタイミングで乗せてもらっているし、これまでにガルボに乗って、競馬を教えてきてくれたジョッキー達のお陰でもあります」とジョッキーは目を細める。

これで今年に入り、東京新聞杯に続いて2つ目の重賞タイトルゲット。今後は春の最大目標となる安田記念へ向けて、いったん放牧へ出される予定だ。

「あんなに重賞を勝てなかった馬なのにね……(笑)」。普段はクールな鞍上も茶目っ気タップリに評したが、本格化の様相漂わせるガルボがGI戦線の主役へ名乗りを挙げた。

(清水英克調教師)
「力が付きましたね。教えてきたことが、やっと実になって、理解できるようになってきたと思います。石橋騎手にも『モマれなければチャンスはある』と話していましたが、最後も4コーナーの切れ目のところで、外へスパッと出せたのがよかったと思います」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。