【天皇賞(春)】ケイアイドウソジン「延びるのは好材料」

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25日、日曜京都11レース・天皇賞・春(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、日経賞7着のケイアイドウソジン(牡6、美浦・田村厩舎)は、梶晃啓騎手を背に(レースでは川田将雅騎手が騎乗予定)南ポリトラックコースで追われ、5F66.2-51.0-37.5-12.3をマークした。

追い切りに関して、田村康仁調教師
「併せ馬をしている2頭を前に見ながら、後ろから行きました。ラスト1ハロンも11秒台で上がっていますし、きちんとした調教が出来たと思います」とコメント。

「2走前のダイヤモンドステークスが逃げて楽なペースで勝てたので、前走も同じようなレースをしたいなと考えていましたが、ネコパンチが行くなら控えようとジョッキーと話していました。結果は7着でしたが、苦しくなっても歯を食いしばって7着に踏ん張れたところは、以前と比べて成長した部分だと思います。
前走後は体調の戻りも早くて、予定通りに天皇賞に向けて調教を積むことが出来ました。この馬は調子が安定していて、高いところでこの馬なりの調子を維持しています。古馬でいろいろな経験を積んでいるので、輸送に関しても問題はないでしょう。
前走後にジョッキーが『もっと長い距離の方がいい』と言っていましたし、精神的に安定していてかからないので、3200に延びるのはこの馬にとって好材料です。超一流馬が相手ですけど、この馬も自分の得意な形にはめ込むと、実力以上の走りが出来るタイプなので、いつものように前目の位置取りで、自分の競馬をしてほしいですね」と見通しを語る。


報道陣に対応する田村康仁調教師

外がケイアイドウソジン