伊藤工真騎手に聞く

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今年デビュー5年目を迎える伊藤工真騎手(22歳・美浦・フリー)。

先週の日曜福島8R・4歳上500万下、アルファメガハート(5人気=単勝1,050円)の勝利や、先々週の土曜福島6R・3歳未勝利、コスモアネクドート(14人気=単勝15,660円)の勝利をはじめ、地元福島競馬場での活躍が目立つ。

「福島は地元なので、知っている人が応援にきてくれますよ。地元の方たちも、福島出身のジョッキーに頑張ってほしいという気持ちもあると思いますし、その期待に応えたいという気持ちは強いです」と伊藤工騎手は思いを語る。


今週も楽しみな騎乗馬が揃っているが、その中から記者が注目している2頭について話を聞いた。

1頭目は、土曜京都11R・下鴨ステークスに出走を予定しているマイネルガヴロシュ(牡5、栗東・五十嵐厩舎)。
伊藤工騎手とのコンビで3勝をあげており、相性は抜群だ。

「すごく素直な馬で乗りやすいですよ。溜めれば切れる脚も使えるし、前に行けば渋太さもあるので位置取りも関係なくレースが出来ます。今年の1月も勝たせてもらいましたが、去年の2月に小倉で勝たせてもらったときと比べて、体が一回り大きくなってパワーアップしていました。まだまだ成長していきそうな感じがありますよ。昇級初戦ですけど、1000万でも強い競馬をしてくれましたし、京都コースも問題ないと思うので、どんな走りをしてくれるか楽しみです」と意欲を見せる。

2頭目は、日曜福島12R・高湯温泉特別に出走を予定しているマイネルシュライ(牡4、美浦・鹿戸雄厩舎)。
2戦続けてコンビを組み、共に2着。そろそろ決めたいところだ。

「今週の追い切りに乗せてもらいましたけど、レースを使った反動はありません。以前は使った後にガクッと来るところがありましたが、今回はそういうこともなく、調子が良くなってきていると思います。このクラスでは力は上なので、頑張りたいですね」と期待を寄せる。

今週も伊藤工真騎手の手綱捌きに注目だ。