【青葉賞】フェノーメノが前走の鬱憤を晴らす快勝!

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12年4月28日(土)、2回東京3日目11Rで第19回テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)(芝2400m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・フェノーメノが優勝。勝ちタイムは2.25.7(良)。

2着には2馬身半差で10番人気・エタンダール(牡3、栗東・藤原英厩舎)、3着には13番人気・ステラウインド(牡3、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。

勝ったフェノーメノは、前走の弥生賞で2番人気を裏切り、皐月賞には出走することができなかったが、ひと息入れて臨んだココで見事快勝。東京コース3戦3勝の実績を引っさげてダービーへと駒を進めることになる。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は平取の追分ファーム。馬名の意味由来は「超常現象、怪物(ポルトガル語)」。サンデーサラブレッドクラブでの募集総額は2000万円。

1着 フェノーメノ(蛯名騎手)
「厩舎の期待が大きい馬で結果を出せて良かったです。トビが大きく、器用さに欠けるところがあるので、その点を気をつけて乗りました。スタートがボコッと出てしまったので、そこからある程度の位置を取りに多少出していった分、行きたがるところもありましたが、それであれだけの競馬が出来るんですから大したものですよ。追って良いタイプですし、体も大きくトビも大きいので、広いコースなら力を発揮できます。あとは順調にいって欲しいですね。トライアルを勝ってダービーに行けるので楽しみです」

2着 エタンダール(松岡騎手)
「差し返せるかと思いましたが…。小柄な馬ですが、直線はビッシリ併せ馬の形になって、あれだけ走っているんですから、よく頑張っていますよ。渋太さがありますし、馬が良くなっています」

3着 ステラウインド(北村宏騎手)
「ちょっと狭くなったところがありました。ダッシュの差で入り切れず、寄せられてしまいました。その後もう一回きていますし、もったいなかったですね。まだ緩さがありますし、伸びしろがあると思います」

4着 ヤマニンファラオ(藤田騎手)
「前が開いたときがありましたけど、シュッとした脚が使えず、スペースに入れずスムーズに捌けませんでした。それでも渋太く脚を使っていますし、権利が取れなかったのは残念ですが、先が楽しみな馬です」

5着 タムロトップステイ(北村友騎手)
「楽に良いところにつけられて、道中のリズムも良かったです。追い出したときはスッと反応してくれたので、いけるかと思いましたが、最後は脚が上がってしまいました。でもよく頑張っています」

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フェノーメノ
(牡3、美浦・戸田厩舎)
父:ステイゴールド
母:ディラローシェ
母父:Danehill
通算成績:5戦3勝



ゴール写真撮影:武田明彦

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