【オークス】武豊騎手「どんな競馬でもできる」

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16日、日曜東京11レース・オークス(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

桜花賞5着からの前進を狙うメイショウスザンナ(牝3、栗東・高橋忠厩舎)は武豊騎手を背にCWコース(良)で馬場の外目を回って6F83.7-67.0-52.5-38.8-12.1。見た目以上に終いはキレのある時計をマークした。

跨った武豊騎手は報道陣の取材に対応し「良かったですね」と、まず第一声で好感触を口にすると「桜花賞の時は間隔が詰まっていて、調整程度の追い切りでしたが、今回はしっかりと状態をあげられています。東京でセントポーリア賞に騎乗した時、オークスに出したいと思っていた馬。
あの時は逃げるつもりはなかったし、中山の重い馬場でも走ったり、もともとどんな競馬でもできる自在性はこの馬の良さ。桜花賞の時も“コーナーは内々、直線では外”と、都合のいいように操縦できましたからね。前回も終いは追い上げていたし、今回は楽しみな舞台ですよ」と手応えを語った。

オークス最多となる通算3勝をマークしている武豊騎手も、一昨年のジャパンカップ以来、GIタイトルから見放されているが、その時と同じく東京芝2400mで行われる樫の舞台。久々の頂点目指し、名手も密かに闘志を燃やしている。

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