【東海S】ミラクルレジェンド「選択肢を広げるために」

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16日、土曜京都11レース・東海S(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、マリーンC快勝のミラクルレジェンド(牝5、栗東・藤原英厩舎)はC.ウィリアムズ騎手を背にCWコース(良)で6F84.5-68.1-52.7-38.6-12.2。並走馬にしっかりと先着を果たした。

「(主戦の岩田騎手の騎乗停止による乗り替わりで騎乗の)ウィリアムズ騎手には感触を確かめてもらいました。雨の影響で重たそうに見えましたが、ジョッキーも凄くいい感触を感じ取ってくれたようです。乗り替わりにはなりますが、ここ最近の騎乗も流石、世界のトップクラスのジョッキー。必然と結果を残してくれると思いますよ」と管理する藤原英昭調教師も期待を込めた。

昨年は夏から一気の3連勝で新設のJBCレディスクラシックを制覇、一躍、牝馬のダート戦線でトップに君臨したが、余勢を駆って挑んだJCダートでは6着。勝ち馬から放されたものの、そう差のないレース振りをみせていた。

「今後、牡馬との対戦も考えていきたいと思っていますし、選択肢を広げるためにも、ここでいい結果が欲しいですね」。
牝馬No.1から、ダート界の頂点目指し、試金石の一戦。指揮官も軽やかな口ぶりでレースの展望を見据えていた。