【東海S】サイレントメロディ重賞連勝狙う

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土曜京都11レース・東海ステークス(G2)に出走するサイレントメロディ(牡5、美浦・国枝厩舎)について、国枝栄調教師に話を聞いた。

デビューから芝で使われてきたが、昨年5月よりダートに転向。
転向初戦の4歳上1000万下(東京・ダ1600m)を快勝し、素質の片鱗を見せた。

ダート転向7戦目となる前走のマーチステークスで、初の重賞勝ちを果たす。
「後ろから行くこの馬にとって展開が向いてくれたことはありますけど、重賞を勝てたわけですから、馬が力をつけてきていると思います」と国枝栄調教師はレースを振り返る。

レース後の調整も至って順調。
「一旦放牧に出して、ここを目標に調整してきました。1週前もしっかりやっていますし、今週も併せ馬で、馬なりでしたが動きは良かったですよ。前回と同じくらいのデキはキープ出来ています」と話すように、態勢は整っている。

今回は舞台が京都・ダ1900mと替わる。
「輸送で減らなければいいですね。距離が延びますけど、折り合いがつく馬ですし問題はありません。展開が向けば、ここでもチャンスはあると思います。マーチステークスのときと同じく切れ味を生かせるように、脚抜きの良い馬場になってくれるといいですね」と話すように、展開次第では重賞連勝の可能性も大だ。