【東京ジャンプS】ビービースカット「最後に抜け出す形の」

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6日、土曜東京8レース・東京ジャンプステークス(J・G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、障害未勝利(東京・3000m)1着のビービースカット(牡5、美浦・田中剛厩舎)は、柴田大知騎手を背に北Cコースで追われ、6F81.9-64.8-50.3-37.3-12.4をマークした。

追い切りに関して、柴田大知騎手
「この馬は、追い切りで一頭だけになると動きませんが、水曜日(6/6)のように併せ馬ならしっかり走ります。苦しくなると、追えなくなるぐらい右にモタれるようですけど、今は状態が良いので、制御出来ないほどのモタれを見せることはありません」とコメント。

「この馬は力がありますし、本当に良い馬ですよ。前走は、勝てるという手応えでレースに臨みました。あまり最初から行くタイプではなく、返し馬も行かなかったので、レースでは最初から押して出て行って、あの位置につけましたが、結果的にはそれが良かったと思います。一生懸命走るという感じではなく、道中もフワフワしていましたけど、直線ではビュンと伸びて、後続をどれだけ突き放すかなと思いました。抜け出した後に、ソラを使って止めてしまったので差は僅かでしたけど、まだまだ余裕がありました。
飛越はバッチリですし、オープンでもやれるだけの力はあるので、あとはどれだけ気持ちを切らさずに走れるか、ですね。関西馬が入るとペースが速くなるので、それを考えながら位置取りを決めて、直線であまり早く抜け出さないように前に目標を置きながら、最後に抜け出す形の競馬が出来ればいいと思います」と一発を狙う。