【宝塚記念】フェデラリスト「どこまでやれるか楽しみ」

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20日、日曜阪神11レース・宝塚記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、大阪杯2着のフェデラリスト(牡5、美浦・田中剛厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南・芝コースで追われ、6F75.5-59.8-46.1-33.5-10.8をマークした。

追い切りに関して、蛯名正義騎手は
「先週の追い切りが少し軽かったので、G1に向けてある程度やっておかないとということで、今日の追い切りに乗りました。かなり速い時計が出ましたが、最後の1ハロンだけ気合いをつけた程度でしたし、乗っていて全然速い感じはしませんでした」とコメント。

「初めて乗せていただいたときから、良い馬だと思っていました。レースをするたびにレースを覚えて、力の入れどころも分かってきましたね。そうやって要領が良くなってきたこともあって、勝ち上がって相手が強くなっても答えを出してきてくれました。この馬の一番良いところは、乗りやすいところです。融通がきくので、流れを見ながら臨機応変に乗れればと思います。G1で相手は強いですけど、まだ底を見せていませんし、どこまでやれるか楽しみにしています。この馬の力を出すことだけを考えて、良い競馬が出来るように頑張りたいですね」と意欲を語った。

また、同馬を管理する田中剛調教師
「先週の稽古内容と今週の輸送を考えて、芝コース66、67秒くらいでいいかなと思っていましたが、かなり良い時計が出たのでビックリしています」とコメント。

「ここまで成長過程のなかでG3、G2と勝ってきてくれました。5/24に放牧から帰ってきてからは、馬が力を入れる時間と入れなくてもいい時間を調節出来るようになってきた感じがします。阪神コースも直前輸送も経験していますし、大丈夫だと思います。先週と今週の調教内容が逆になりましたが、良い状態でレースに向かえると思います。関東からも頑張っていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします」とG1制覇に期待を寄せる。