【宝塚記念】ネコパンチ「小細工せずに…」

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20日、日曜阪神11レース・宝塚記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、日経賞1着のネコパンチ(牡6、美浦・星野厩舎)は、江田照男騎手を背に南Wコースで追われ、6F:80.0-65.2-52.0-39.7-14.4をマークした。

追い切りに関して、星野忍調教師
「馬場の向正面が追い風だったので、テンが少し速くなりました。その分終いの時計がかかりましたが、先週の時点で体は出来ているし、今日の息遣いも良かったようです。良い感じできていますね」とコメント。

「前走の日経賞はよく走ってくれました。その後、脚元に不安が出て天皇賞を回避しましたが、脚元だけでなく全体的な疲れがあったのかもしれません。中間はプールに入れて、疲れも取れましたし、ちょうど良い休みになったと思います。ここまで順調にきていますし、この馬の状態は保っています。前走から特に大きく変わった点はありませんが、以前と比べると力がついていますよ。

この馬は器用な脚がないということもありますが、馬の後ろに入るとかかるので、それよりはテンに少し急がせてでも行って、小細工せずに気持ちよく走らせてあげた方が良い仕事が出来ると思います。とにかく自分の競馬をして欲しいですね。ファンもそれを望んでいると思います。終いはバタバタにならないし、自分の競馬が出来れば、もしかしたら…という気持ちもありますよ」と一発を狙う。