【宝塚記念】ショウナンマイティ「このチャンスを生かしたい」

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20日(水)、栗東トレセンで行われたショウナンマイティ(牡4、栗東・梅田厩舎)を管理する梅田智之調教師宝塚記念(G1)共同会見は以下の通り。

-:ショウナンマイティについて梅田調教師にお話を伺います。鳴尾記念の2着をまず振り返ってください。

梅田智之調教師:開幕の馬場だったし、後ろから行く馬なのでああいう形になるとちょっとしんどいなって思っていたんですけれど…。負けはしたんですが、内容的には凄く強かったと思いますし、その先…今週の宝塚記念が楽しみになるレースをしてくれました。

-:去年の冬から大阪杯を含めて中距離の路線を使い始めて非常に安定した印象があるのですが、その辺りいかがでしょう。

梅:馬が精神的に落ち着いてきたのが一番の要因だと思うんですけど。体の方も幅が出てガシッとしてきたので、それらが重なって結果が安定してきているのかなというふうに見ています。

-:前回も上がりは32秒台と、この末脚を生かす競馬が板に付いてきた印象です。

梅:後ろからしか行けないので、器用さが無い分ああいう取りこぼすような形にもなりますけど、でもああいう競馬をしている限り終いは必ず追い込んでくるので、馬には合っているかなと思っています。

-:その鳴尾記念から宝塚記念まで、中間はどんな雰囲気ですか?

梅:間が2週しかなかったので、そんなに作り直すところもなかったから、先週は終いサッと今週、今日は坂路で馬なりで、まぁ後は予定通りに来ているので、当日までこのままの状態で行ければ良いかなと思っています。

-:今日の調教の動きなどはご覧になっていていかがでしたか?

梅:元々、攻め馬で動く馬なので、時計を見てそんなに驚かなかったのですが、ジョッキーも持ったまま上がってきているし、「文句なし」という言葉を本人から聞けたので、状態は順調に来ています。

-:申し分のない状態でGIに向かえそうですね。

梅:そうですね。ここまで本当に状態良く順調に来ているので、後は当日に落ち着いてレースに向かえれば良いかなと思っています。

-:この時期でもありますし、馬場コンディションや天気、気になるところがあると思うのですが、その辺りはいかがですか?

梅:あまり馬場は気にならないし、下が少々柔らかくても今までそういう競馬を何回もしているので、天気は余程酷くなければあまり気にならないので。枠順もどうせケツから行く馬なので、そんなに気にもしていないので。

-:2歳の頃から素質が高く評価されてきた馬で、遂にGIに手が届くところまで来た、そういうGIへの思いはいかがでしょう。

梅:うちの厩舎は開業してそんなに経っていないし、こういうチャンスがなかなか無いので、ようやく色気を持っていける馬が出てきたなと。このチャンスを生かしたいなと思っています。

-:たくさんのファンが応援してくれるはずです。最後にファンの方々にひと言お願いします。

梅:今までちょっとモタついたところがあったけど、今回はスカッとできるような結果になれば良いなと思っています。応援よろしくお願いします。