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ダイナミックガイが逃げ切る!
2012/7/3(火)
土曜阪神5R
2歳新馬
芝1400m
勝ちタイム1.22.1
ダイナミックガイ (牡2、オレハマッテルゼ・栗東、目野厩舎)
※※ダイナミックガイが逃げ切る!!
人気の中心のディープインパクト産駒タイセイドリームは、ゲートを出た少し後に躓く。最内枠から好ダッシュのダイナミックガイがそのまま逃げ切った。鞍上の国分優Jは直線1ハロンで二度、ゴール少し前にももう一度後ろを振り返る仕草。前半3ハロンを34.2で行って上がりが36.3と上がりがかかった。特に最後の1ハロンが13秒フラット。決して余裕でなく、終いバテていたのだろうが、それを捕え切れない後続馬達。ちょっと物足りなさを感じる新馬戦であった・・。
朝の1レース。《17年ぶりとなる夏の開催です・・・》とアナウンス。ヘーッ、そんなになるのか・・と感慨深いものがあった。好天に恵まれてファンもけっこう朝早くから観戦だ。
昼過ぎの最初のレースとなった11頭の新馬戦。五分のスタートだったのだが、タイセイドリームが出てから少し行った処で躓いた様子だ。外のタカノヒーローが悪くないダッシュ。最内のダイナミックガイが押しつけて前へと出て先頭となった。タイセイドリームは最後方からの競馬となった。最初はジワっとした入りだったのが、各馬がダッシュがついてけっこうな流れとなる。10.7とまずまずのペース。2番手にサワヤカハンサムとトーセンエジンバラ、その間にシゲルヘビザが続く。ブービーだったタイセイドリームは馬込みの中のスペース上がって行き8番手あたり。ここらでペースは10.7とまずまずの流れ。3コーナーのカーヴはさしかかる時には、タイセイドリームはさらに前へとあがれて5番手ぐらいに位置できた。
先頭は飛ばすダイナイミックガイ。それを半馬身差で追うサワヤカハンサムとトーセンエジンバラ。1馬身半ぐらい後ろの列の真ん中にタイセイドリームが位置して4コーナーを迎える。
カーヴへと入る時には、先頭のダイナミックガイが後続を振り切る。小さくカーヴを廻って直線へと入って来る。タイセイドリームも内から3頭目でカーヴへと入って来た。直線に入ったすぐに残り400のハロン棒がある。そこを通過する時に先頭のダイナミックガイの鞍上、国分優Jが後ろを振り返る。まだ追ってない。そして《これから坂を迎えます・・》の場内アナウンスの放送と同じタイミングでまた後続をもう一度振り返る。残り200のハロン棒を前にステッキを2発入れる。そして追い出して行ったが、半ハロンも行かないあたりでまた後ろを振り返る。最後は流し気味でのゴール。タイセイドリームには2馬身半の差だった。
1200通過が1.09.1と悪くないタイムだった。しかしその後のゴール前の1ハロンが13.0と想像以上のタイムである。3度も後ろを振り返ったのは、はたして余裕の仕草だったのだろうか。それとも手応えが見た目以上に良くなかったのだろうか?13.0のラップタイムは、あまり見た事がない。もっとも後続がそれで詰寄った訳でもなく、むしろ離れていったのだから、やはり前者なのだろう。3着にはシゲルヘビザが突っ込んできた。4コーナー手前ではタイセイドリームとほぼ同じ位置。タイセイドリームの外に位置していたのだが、前をさばけて前へ出てきたタイセイドリームと外を廻ってきたシゲルヘビザとの差が3馬身となった模様だ。
綺麗に逃げ切ったダイナミックガイの独壇場となった競馬でありました・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
2歳新馬
芝1400m
勝ちタイム1.22.1
ダイナミックガイ (牡2、オレハマッテルゼ・栗東、目野厩舎)
※※ダイナミックガイが逃げ切る!!
人気の中心のディープインパクト産駒タイセイドリームは、ゲートを出た少し後に躓く。最内枠から好ダッシュのダイナミックガイがそのまま逃げ切った。鞍上の国分優Jは直線1ハロンで二度、ゴール少し前にももう一度後ろを振り返る仕草。前半3ハロンを34.2で行って上がりが36.3と上がりがかかった。特に最後の1ハロンが13秒フラット。決して余裕でなく、終いバテていたのだろうが、それを捕え切れない後続馬達。ちょっと物足りなさを感じる新馬戦であった・・。
朝の1レース。《17年ぶりとなる夏の開催です・・・》とアナウンス。ヘーッ、そんなになるのか・・と感慨深いものがあった。好天に恵まれてファンもけっこう朝早くから観戦だ。
昼過ぎの最初のレースとなった11頭の新馬戦。五分のスタートだったのだが、タイセイドリームが出てから少し行った処で躓いた様子だ。外のタカノヒーローが悪くないダッシュ。最内のダイナミックガイが押しつけて前へと出て先頭となった。タイセイドリームは最後方からの競馬となった。最初はジワっとした入りだったのが、各馬がダッシュがついてけっこうな流れとなる。10.7とまずまずのペース。2番手にサワヤカハンサムとトーセンエジンバラ、その間にシゲルヘビザが続く。ブービーだったタイセイドリームは馬込みの中のスペース上がって行き8番手あたり。ここらでペースは10.7とまずまずの流れ。3コーナーのカーヴはさしかかる時には、タイセイドリームはさらに前へとあがれて5番手ぐらいに位置できた。
先頭は飛ばすダイナイミックガイ。それを半馬身差で追うサワヤカハンサムとトーセンエジンバラ。1馬身半ぐらい後ろの列の真ん中にタイセイドリームが位置して4コーナーを迎える。
カーヴへと入る時には、先頭のダイナミックガイが後続を振り切る。小さくカーヴを廻って直線へと入って来る。タイセイドリームも内から3頭目でカーヴへと入って来た。直線に入ったすぐに残り400のハロン棒がある。そこを通過する時に先頭のダイナミックガイの鞍上、国分優Jが後ろを振り返る。まだ追ってない。そして《これから坂を迎えます・・》の場内アナウンスの放送と同じタイミングでまた後続をもう一度振り返る。残り200のハロン棒を前にステッキを2発入れる。そして追い出して行ったが、半ハロンも行かないあたりでまた後ろを振り返る。最後は流し気味でのゴール。タイセイドリームには2馬身半の差だった。
1200通過が1.09.1と悪くないタイムだった。しかしその後のゴール前の1ハロンが13.0と想像以上のタイムである。3度も後ろを振り返ったのは、はたして余裕の仕草だったのだろうか。それとも手応えが見た目以上に良くなかったのだろうか?13.0のラップタイムは、あまり見た事がない。もっとも後続がそれで詰寄った訳でもなく、むしろ離れていったのだから、やはり前者なのだろう。3着にはシゲルヘビザが突っ込んできた。4コーナー手前ではタイセイドリームとほぼ同じ位置。タイセイドリームの外に位置していたのだが、前をさばけて前へ出てきたタイセイドリームと外を廻ってきたシゲルヘビザとの差が3馬身となった模様だ。
綺麗に逃げ切ったダイナミックガイの独壇場となった競馬でありました・・。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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