サトノノブレス「負担がかからずに勝てた」…新潟新馬

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12年8月18日(土)、3回新潟3日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の1番人気・サトノノブレスが優勝。勝ちタイムは1:49.9(良)。

デビュー戦ながら、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持されたサトノノブレス。ゲートを出て向こう正面の序盤は、やや頭を上げる仕草。内田博幸騎手の状態も起きたが、程なく折り合う。
直線に向いても、抜け出しを我慢するようにジワジワと脚を伸ばすと、2、3着馬も猛追。しかし、終始手応えに余裕のある鞍上が手綱をしごくと、リードを広げ、最後は3/4馬身差つけてゴールした。

「調教では追い出してからもっと沈み、鋭く伸びる馬です。初めての環境が影響し、きょろきょろしていましたし、想像とは違ったレースになりましたね。5、6番手からの競馬を想定していましたが、前に壁をつくれなかったですし、ゴール前でも頭が高く、突っ張った感じの走りでした。
でも、結果的にはいい位置取り。3着馬が迫ってきたらハミを取ってくれました。負担がかからずにひとつ勝てて、先につなげることができましたよ。テンションが上がることなく、今後の2000m、2400mを見据えることができる内容です」と池江泰寿調教師も納得のコメント。

今後は来週中にノーザンファームしがらきへ放牧に出され、東京開催あたりでの復帰を予定している。