【ローズS】キャトルフィーユ「長い距離が向いている」

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16日に行われるローズS(G2)に出走予定のキャトルフィーユ(牝3、栗東・角居厩舎)の追い切り後のコメントは以下の通り。

-:ローズSに出走するキャトルフィーユを管理する角居調教師にお話を伺います。オークス以来となります。この間はどのように過ごしていたのでしょうか?

角居勝彦調教師:軽度の骨折が判明して、牧場に帰して癒していました。

-:乗り出し、そしてここに来るまでの過程を教えていただけますか?

角:生産で育成してくれる牧場に帰っていましたので、痛みが取れた時点からちゃんと乗り始めていました。暑い夏でしたので、ずっとそこで調教をして。帰ってきたのはつい最近なんですけど、本当に良い体でシッカリ調教されて帰ってきました。

-:厩舎に帰ってきてからのキャトルフィーユの動きを教えてください。

角:元々素質を感じる動きをしていましたが、ちょっと立派な体で帰ってきた分、急ピッチで仕上げている感にはなりました。

-:その中での最終的な調教はどうでしたか?

角:牝馬ですけど、シッカリと追い切った最終調教になりました。

-:この後の大目標を見据えての今回の仕上げではないかと思うのですが。

角:そうですね。長い休養もありましたので。もっと長い距離が向いてる子だと思いますので、ここを使えば良くなるんじゃないかなと。

-:ということは馬体そのものも少し増えていると。

角:それが理想ですけど、シッカリと動かした分だけシルエット的には引き締まった体になってると思います。まぁプラスであっても成長分くらいかなと。

-:阪神コースというのは忘れな草賞もそうですけれども非常に相性が良いですよね。

角:そうですね。結果の出ているコースなので。

-:しかも1800m、距離が長い方が良いとはいえ好走もしています。

角:普段はのんびり動いてくれる子ですけど、競馬に行ったら元々内に秘めた闘志を持っている子みたいですから、競馬に行けば良いスイッチが入ってくれるのかなと思います。

-:この後の大きな目標に向けて、ということになると思うのですが。

角:そうですね。相手は本当に強いのが揃いましたけど、頑張りたいと思います。

-:逆に相手にとって不足はないというところで。

角:ここをステップでどれくらいの差があるのか、本番に向けて良い調整ができれば良いかなと思います。

-:春先の走りを考えると、成長があれば秋以降楽しみな器ではありますよね。

角:はい。そう思います。

-:改めて今回のローズSに向けての抱負をお願いします。

角:アクシデントがあってちょっと長めの休養でしたけれども、どんどん調子が上がってきていて本番に向けて良いレースができそうな感じになっています。是非応援よろしくお願いします。