サトノネプチューンが大混戦を制す…東京新馬

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12年10月7日(日)、4回東京2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、N.ピンナ騎手騎乗の3番人気・サトノネプチューンが優勝。勝ちタイムは1.52.6(良)。

2着にはハナ差で2番人気・ダービーフィズ(牡2、美浦・小島太厩舎)、3着には7番人気・ヤマチョウボス(牡2、美浦・相沢厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたヒカルエリントンは7着に敗れているが、1着から7着までがタイム差なしの大混戦だった。

勝ったサトノネプチューンは近親に09年の皐月賞馬アンライバルドなどがいる血統。11年のセレクトセールにおいて3300万円で落札されている。馬主は里見 治氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+海の神(ローマ神話)」。

1着 サトノネプチューン(ピンナ騎手)
「道中は構えていって欲しいという指示でした。レース前は少しウルさいところを見せていましたが、レースでは折り合いがついてスムーズに運べました。直線でも馬群を割って伸びてきましたし、叩き合いを制したように良い勝負根性があります。非凡な能力がありますし、先が楽しみです」

2着 ダービーフィズ(蛯名騎手)
「残念です。ゲートを出た後も鳴いて進んでいきませんし、直線でもフラフラしながら、あそこまできましたからね。今日は負けてしまいましたけど、能力がハンパではありませんよ」

3着 ヤマチョウボス(津村騎手)
「ペースが遅くても折り合いますし、レースセンスが良いですね。正直、一本足りないかなという感じだったので、使って更に良くなってくると思います」

4着 ミシシッピデルタ(柴山騎手)
「走りますね。ゲートでビックリした感じになって、後ろからになりましたけど、ペースが遅いなか、終いよく伸びてくれました」

5着 ラルプデュエズ(岩田騎手)
「乗りやすい馬で、レースが上手です。最後も横並びでしたし、悪くない内容でした。能力を感じている馬ですし、次はもっと走る気も出ると思うので楽しみです」

7着 ヒカルエリントン(福永騎手)
「よくしつけられていて乗り手に従順な良い馬です。スタートは鈍かったですけど、すぐに良い位置を取れましたし、これならと思っていました。追ってからの反応がもうひとつでしたけど、使ってそういう面も解消してくると思いますし、良い馬なので楽しみです」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

サトノネプチューン
(牡2、美浦・堀厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:アンナヴァン
母父:エンドスウィープ



写真:武田明彦

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