【凱旋門賞】オルフェーヴル無念、ラスト50mからかわされ2着惜敗!

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10月7日(日)にフランスのロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞【Qatar Prix de l'Arc de Triomphe】(G1)(3歳以上牡・牝、1着賞金2285600ユーロ、芝2400m)は、日本からオルフェーヴル ORFEVRE 59.5(牡4、日本・池江、C.スミヨン)と、アヴェンティーノ AVENTINO 59.5(牡8、日本・池江、A.クラストゥス)が出走。

クリストフ・スミヨン騎手騎乗のオルフェーヴルは、直線半ばまで持ったままの手応えで先頭に踊り出ると、ゴール前でオリビエ・ペリエ騎手騎乗のフランスのソレミア SOLEMIA 58(牝4、仏・C.ラフォンパリアス、O.ペリエ)の強襲にあい、2着に惜敗した。

レースはオルフェーヴルは後方2~3頭目を追走。淡々とした展開の中、直線に向いたところで、大外から持ったままの手応えでオルフェーヴルが進出。
直線残り1F付近では内に切れ込みながらも余裕の手応えで先頭へ。しかし、馬群からソレミアが猛追。残り50mで差し返され、日本競馬初の凱旋門賞制覇の夢は潰えた。 3着にはマスターストローク MASTERSTROKE 56(牡3 A.ファーブル M.バルザローナ)が入っているが、3着以下は大きく引き離し、敗れはしたものの、世界に通ずるパフォーマンスはみせた。

勝ったソレミアは父ポリグロート、母ブルックリンズダンス、母の父シャーリーハイツという血統。
前走のヴェルメイユ賞では、昨年の凱旋門賞2着馬・シャレータの3着に敗れていたが、今年のコリーダ賞では、そのシャレータを下し、重賞初勝利。 これで、ロンシャン競馬場では(2-1-2-1)、当該コースは(2-1-2-0)と得意としている。

ソレミアに騎乗していた日本でもお馴染みのオリビエ・ペリエ騎手は98年以来、4度目の凱旋門賞制覇。過去には3年連続でこのレースを制したこともあり、凱旋門賞4勝は最多タイ記録となる。

ソレミア
(牝4、仏・C.ラフォンパリアス厩舎)
父:ポリグロート
母:ブルックリンズダンス
母父:シャーリーハイツ
通算成績:13戦5勝
重賞勝利:コリーダ賞(仏G2)

全着順は以下の通り。
1 ソレミア 2:37.7
2 オルフェーヴル クビ
3 マスターストローク 7
4 ハヤランダ 1
5 イエローアンドグリーン 1/2
6 グレートヘヴンズ 2 1/2
7 キャメロット 1
8 シームーン ハナ
9 シャレータ アタマ
10 ベイリル 2 1/2
着外 セントニコラスアビー
着外 ミアンドル
着外 ミハイルグリンカ
着外 ロビンフッド
着外 アヴェンティーノ
着外 ケザンプール
着外 アーネストヘミングウェイ
着外 サオノワ






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