今週の畠山吉宏厩舎は土曜日1頭、日曜日3頭、計4頭の出走となる。

土曜日東京5R・2歳新馬にはヴェネチアンレッド(牝2、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「下河辺牧場産駒で、牧場で十分乗り込んでもらってから入厩してきました。ゲート試験をスンナリ合格してから短期放牧に出して、また戻して追い切りを重ねました。時計を詰めてきていますし、気持ちも乗ってきました。それほど大きな馬ではないので、追い切り本数はこれで十分だと思いますし、態勢は整いました。母父がニホンピロウイナーですけど、父がマンハッタンカフェですし、乗り手の指示に従順でコントロールがきくので、1800は良いと思います」と畠山吉宏調教師は期待を寄せる。

日曜日新潟3R・3歳上500万下にはケツァール(牝4、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「500万クラスで壁に当たっている現状ですが、調教の動きからはもう少しやれていいと思っています。太め残りだった前走を叩いて、体も締まってきました。牝馬にしては図太い気性なので、小回りの4回コーナーを回る条件で前進してくれればと思います」と変わり身に期待する。

日曜日新潟6R・3歳上500万下にはドリームリーグ(牡3、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「ケツァール同様、ドリームリーグもクラスの壁に当たっていますね。最近はダートの短距離を使ってきましたけど、前走でもジョッキーが序盤から動かしていってあの位置だったので、今回はコーナーを4回まわる条件を使ってみます」とこちらも条件替わりでの変わり身に期待する。

日曜日新潟11R・轟ステークスにはラルティスタ(牝5、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「当初からここを目標に調整してきました。準オープンなので手強い相手が揃いますし、簡単にはいきませんけど、1000直は得意な条件ですからね。頭数も手頃でゴチャつかないと思いますし、今年1000直を使えるのは、ここが最後なので頑張って欲しいですね」と見通しを語る。