セレクトセール出身のヒラボクディープ快勝…東京新馬

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12年10月27日(土)、4回東京8日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・ヒラボクディープが優勝。勝ちタイムは1:39.1(良)。

2着には1.1/4馬身差で1番人気・ポップジェムズ(牡2、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には5番人気・ヒシサイレンス(牡2、美浦・小笠厩舎)が続いて入線した。

勝ったヒラボクディープは日本では馴染みが浅いが、近親に米G1馬がいる血統で、一昨年のセレクトセールにおいて、2625万円で取引されていた。 馬主は株式会社 平田牧場、生産者は日高の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

1着 ヒラボクディープ(蛯名騎手)
「最初の頃はピョンピョン跳ねたり、あっちこっち行っていましたが、稽古を重ねながら精神的に落ち着いてきましたし、段々と良くなってきました。今日は返し馬の感じも問題なかったですし、レースでも大人しく走っていました。まだまだ良くなってきますよ」

2着 ポップジェムズ(三浦騎手)
「最後に良い脚を使っていますし、もう少し流れていれば違ったと思います。それでも馬群で競馬が出来ましたし、内容は良かったです。まだ緩さがありますし、これからどんどん良くなってきますよ」

3着 ヒシサイレンス(北村宏騎手)
「ペースアップをしたとき、なだらかに加速出来るかと思いましたが、内にビュッと入ってしまいました。随所に若さを見せていますが、最後に馬体を併せたときに良い脚を使っていますし、内容は悪くないですよ」

4着 シンボリディスコ(柴田善騎手)
「気性に難しさがあって、まだ良い走りが出来ていません。これから良い方向に向いてきてくれるといいですね」

5着 コイコイ(田辺騎手)
「まずまずの内容でした。使ってから良くなってきそうな感じです」

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ヒラボクディープ
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:キャットアリ
母父:Storm Cat

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写真:武田明彦

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