バックトゥジエースが早め押し切り…赤富士ステークス

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12年10月27日(土)、4回東京8日目11Rで赤富士ステークス(ダ2100m)が行なわれ、武 幸四郎騎手騎乗の7番人気・バックトゥジエースが優勝。勝ちタイムは2:10.9(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ドレミファドン(牡4、美浦・中川厩舎)、3着には5番人気・クラシカルノヴァ(牡4、栗東・飯田厩舎)が続いて入線した。

勝ったバックトゥジエースは準オープンに昇級後、勝ち身に見放されていたが、3歳時以来、約2年8ヶ月ぶりの東京コースで、久々の勝ち星。 馬主は吉岡 泰治氏、生産者は日高の庄野牧場。馬名の意味由来は「切り札に戻る(エースへ)」。

バックトゥジエースに騎乗していた武幸四郎騎手は、この日、9R メイショウカドマツ4番人気1着、10R メイショウコウセイ9番人気2着と、3戦続けて波乱を演出してみせた。

1着 バックトゥジエース(武幸騎手)
「返し馬から気負っていて、レースでも終始気負って走っていました。2番手で何とか我慢出来たので、その分最後まで脚を使ってくれました」

2着 ドレミファドン(蛯名騎手)
「元々後ろから行く馬ですし、かかると脚がなくなるので、行かせつつかからないようにするには、あの位置がギリギリのところでした。最後も脚を使って頑張っていますけど…。今日は時計も速かったですね」

3着 クラシカルノヴァ(石橋脩騎手)
「良い位置を取れましたし、何のクセもなく乗りやすい馬です。行き出しが渋いので、早めに自分から動いてマクる形でも良かったかもしれませんが、今日の内容も悪くないですよ。力がある馬です」

4着 クラブトゥギャザー(田辺騎手)
「良い感じでレースが出来ましたし、最後はもっと伸びるかと思いましたが、伸びそうで伸びない感じでした。また次は良くなってくると思います」

5着 グレイレジェンド(木幡騎手)
「本当はもっと後ろから脚を溜めて行きたかったんですけど、ペースが遅かったですし、ドレミファドンもきていたのであの位置で競馬をしました。距離に関しては何とも言えませんが、1800ぐらいの方が流れてくれるし、良いかもしれません」

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バックトゥジエース
(牡5、栗東・須貝厩舎)
父:カリズマティック
母:グラールホーリー
母父:アフリート
通算成績:20戦5勝



写真:武田明彦

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