叔父はゼンノロブロイ キャットコインがゴール寸前差し切る…東京新馬

10月11日(土)、4回東京1日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の6番人気・キャットコイン(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.5(良)。

2着にはハナ差で11番人気・ブロンディジェニー(牝2、美浦・藤原辰厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・パンプルムース(牝2、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったパンプルムースがハナへ。レディローズ、ウインニルヴァーナらが続き、前半はゆったりとした流れに。ブロンディジェニーは外々を回ってポジションを押し上げ、キャットコインは中団の内々でジッと構える展開に。
直線で先頭争いへ加わったブロンディジェニーが、内で懸命に粘るパンプルムースを残り100mで競り落とし大勢決したかと思われたが、そこへキャットコインが外から強襲。クビの上げ下げの結果、わずかにキャットコインが先着を果たした。

勝ったキャットコインは叔父に04年の年度代表馬ゼンノロブロイ、半姉に09年のファンタジーSを制したタガノエリザベートがいる血統。今年2歳世代のステイゴールド産駒6頭目の勝ち上がりとなった。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「猫が描かれた金貨」。

1着 キャットコイン(柴田善騎手)
「上手に走ってくれました。今日は勝ち負けというよりも、落ち着いて走れるかどうかだと思っていました。その辺りが上手くいきましたし、最後も良い脚を使ってくれました」

2着 ブロンディジェニー(武士沢騎手)
「最後は首の上げ下げだけですし、この馬が一番強い競馬をしたと思います。素直ですし、メンバー次第ですぐにチャンスが来ると思います」

3着 パンプルムース(木幡初騎手)
「スタートをポンと出て、自分のリズムで走れました。攻め馬でも動いていたので切れ味勝負になっても対応できると思っていましたし、実際に良い脚を使ってくれましたが、最後の最後で更に切れる相手に交わされてしまいました。それでも形としては良かったですし、力のある馬ですよ」

4着 エバーキュート(戸崎圭騎手)
「上手に立ち回っていました。スローペースでもかからずに走れましたし、馬群も問題ありませんでした。直線でスペースがあいてからも、よく伸びてくれました。使って良くなると思います」

5着 レディローズ(石橋脩騎手)
「スタートを上手に出ましたし、勝ちに行く競馬は出来ました。まだ緩さもあるので大事に乗りましたが、結果的には流していってハナに行っても良かったかもしれません。良い素質がありますし、芯が入ってくれば更に楽しみです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

キャットコイン
(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ステイゴールド
母:ストレイキャット
母父:Storm Cat

キャットコイン

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