【天皇賞(秋)】1週前 エピファネイア 半年ぶり実戦へ順調!

22日、天皇賞・秋(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。エピファネイア(牡4、栗東・角居厩舎)は主戦の福永祐一騎手が跨って、CWコースで単走の追い切り。終い重点で5F67.8-52.1-37.8-12.0秒をマークし、最後まで余裕十分の手応えのままフィニッシュ。

今月3日に帰厩し、今回は半年ぶりの実戦となるが、「良い状態で帰ってきてくれましたし、調教の方も順調です」と鈴木裕幸調教助手。先週16日に行われた2週前追い切りではテンから飛ばし、CWコースでその日の一番時計を記録しており、「“先週と比べてもメリハリが利いて、動きも良かったね”とジョッキーは言ってくれました。追い切りごとに良くなっていく馬ですからね」と状態面の不安は皆無。

今年初戦となった大阪杯では同期のライバル・キズナに完敗の3着。香港に遠征して挑んだクイーンエリザベス2世Cでは4着に終わった。「その都度テーマを持って調教は積んでいますし、教えたことは競馬の中でクリアしてくれています。ただ、結果がついてきませんでした」と春シーズンを振り返る。

春の古馬王道路線では影が薄かった現4歳世代のエース格を担うエピファネイア。3歳馬イスラボニータや、春秋連覇を目指すフェノーメノ、女傑ジェンティルドンナらを一蹴し、世代トップの力を見せつけられるか。

競馬ラボでは、恒例となったエピファネイア陣営への独占取材を敢行!活躍馬を多数輩出する角居厩舎の調教方法の裏側についても直撃したインタビューの全容は、26日夜より公開予定。コチラもどうぞお楽しみに。

エピファネイア