【エ女王杯】1週前 フーラブライドはチーク着用「真っ直ぐ走った」

5日、エリザベス女王杯(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。フーラブライド(牝5、栗東・木原厩舎)は酒井学騎手を背にCWコースで単走。楽な手応えのまま軽く気合いを入れられると、力強い伸び脚でラスト1Fは11.8秒をマーク。全体も6F81.2-66.2-52.1-38.7-11.8秒の好タイムをマークした。馬体の張りは前走以上で、休み明けを叩かれての上積みが期待できる。

管理する木原一良調教師も「サッと流すぐらいだったけど、いい時計、動きだったね。直線でモタれる癖があるから、今回から右側にチークピーシズをつけてみたんだ。うん、真っ直ぐ走ってたと思うよ」と愛馬の動きに納得の様子。初着用の馬具も機能しているようだ。

ヴィクトリアMに続く2度目のG1挑戦へ向けても、「コースと坂路でしっかりと乗り込んできた。ここが大目標だったし、やれることをしっかりとやってレースに向かいたい」と意気込みを語った。

前走の京都大賞典では、直線での伸びを欠き7着。それでも、メイショウマンボには先着。休み明けに加え、いつもより前目のポジションを取りに行っただけに、前哨戦としては上々の内容。叩き良化型で、牝馬限定戦に替わる今回は前進必至。自慢の末脚が淀の直線で爆発する。