【1回京都】ロイヤルセレモニー…小平奈由木の注目新馬レポート

ロイヤルセレモニー
(牝3、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:ロイヤルファンタジー
母父:Monsun

稀代のスーパーホースであり、スタリオン入りしてからも日本競馬を牽引するディープインパクトの産駒。史上最速のスピードで勝ち鞍を量産している。昨年は自己最高となる232勝をマークし、3年連続のリーディングサイアーに輝いた。ハープスター(桜花賞)、ミッキーアイル(NHKマイルC)、ショウナンパンドラ(秋華賞)がG1を奪取した現3歳に続き、この世代でもショウナンアデラ(阪神JF)、ダノンプラチナ(朝日杯FS)が2歳の頂上決戦を制した。来春のクラシックへも大挙して臨むこととなろう。

母はドイツ産のロイヤルファンタジー(その父モンズーン)。G2・独セントレジャーやG3・フランクフルト市大賞典の覇者であり、仏G1のヴェルメイユ賞でも2着した名牝である。同馬の半兄にミッションモード(3勝)。馬主を対象とした社台グループオーナーズにて総額3000万円で募集された。

社台ファームでじっくり乗り込まれ、10月5日、栗東に入厩。2度目のチャレンジで31日にゲート試験をクリアすると、いったんグリーンウッド・トレーニングに移り、丁寧にスピードメニューを消化した。12月11日の帰厩後はスムーズに時計をマーク。しっかりしたフットワークを披露している。父の魅力に加え、重厚なファミリーらしいパワーも伝わってくる。

1月12日(祝・月)、京都の牝馬限定・芝1600mでデビュー。浜中俊騎手に依頼している。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。