【AJCC】現役続行のゴールドシップなど23頭が登録

1月25日(日)、1回中山9日目に行われる第56回 アメリカジョッキークラブC(G2)(4歳上 国際 別定 芝2200m)の特別登録馬23頭が発表された。

ジャスタウェイ、ジェンティルドンナなど同世代のライバルが引退する中、今年も現役続行のゴールドシップ。昨年は宝塚記念で史上初の連覇を達成するも、凱旋門賞で完敗し、1番人気に推された有馬記念では僅差の3着と完全燃焼とはいえない一年だった。13、14年は3月の阪神大賞典を始動戦に選んでいたが、今年は1月のこのレースを選択。G1・5勝の実績はこのメンバーなら断然で、得意の中山コースとくれば勝ち負けは必至。芦毛の怪物が新たな伝説を作るべく、今年も出航する。

アルゼンチン共和国杯を快勝したフェイムゲーム。昨年は中・長距離の重賞で2勝を挙げ、ステイヤーとして本格を見せた。天皇賞(春)でも勝ち馬から0秒4差と好走しており、今年もG1への挑戦が予定されている。今年は2キロ増での出走となるが、昨年3着の舞台で4つ目の重賞を狙う。春の大舞台に向けて弾みをつけたい。

昨年は鳴尾記念、毎日王冠と重賞2勝の活躍を見せたエアソミュール。長く良い脚を使え、追い比べでの勝負根性も抜群のものを持っている。理想は直線の長いコースだが、中山でのディセンバーSを制すなど小回りコースにも対応可能。今回も勝ち負けが期待される。

ここ3戦は3、2、3着と惜しい競馬が続いているクリールカイザー。ここ8戦は掲示板を外さない抜群の安定感を見せているが、そろそろ重賞タイトルが欲しいところ。中山はこれまで5勝中4勝を挙げている相性の良いコース。今回も上位争いに顔を出してきそうだ。

中距離路線に活路を見出したミトラが重賞連勝を目指す。初の2000mとなった前走の福島記念では、好位追走から直線で抜け出す横綱相撲で快勝。さらに1ハロンの延長となるが、前回のレースぶりから問題はなさそう。ダートも含めば4戦4勝と相性抜群の中山の舞台で、2つ目の重賞タイトルを狙う。

他にも、エプソムCを制したディサイファ、今年8歳を迎えた古豪のダークシャドウ、中距離でも怖い存在のフラガラッハ、底力勝負なら強い目黒記念馬のマイネルメダリスト、叩かれての上積みが期待される青葉賞馬のショウナンラグーンなどが出走を予定している。登録馬は以下の通り。

アデイインザライフ 55
エアソミュール 57
エックスマーク 56
オーシャンブルー 56
クリールカイザー 56
コスモオオゾラ 56
ゴールドシップ 58
シゲルササグリ 56
ショウナンラグーン 56
スーパームーン 56

セイクリッドバレー 56
ダークシャドウ 56
ディサイファ 56
パッションダンス 56
フェイムゲーム 57
フラガラッハ 56
マイネグレヴィル 53
マイネルディーン 56
マイネルフロスト 55
マイネルメダリスト 57

ミトラ 56
ユニバーサルバンク 56
ラインブラッド 56

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