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中舘英二騎手の引退式が行われる 3月より厩舎開業へ
2015/1/25(日)
2015年度の新規調教師免許試験に合格し、引退が決定していた中舘英二騎手の引退式が、最終レース終了後の中山競馬場で行われた。ヒシアマゾンとのコンビで一躍知名度を上げ、その後はツインターボなどを筆頭に「逃げの中舘」として親しまれた存在。ローカル開催にも精力的に遠征し、歴代9位となるJRA通算1823勝の記録を残した。
現役最後の騎乗となった中山6Rではサウスリュウセイを駆って、何度もターフを沸かせた先行策で見せ場を作るも5着。多くのファンが残った引退式では挨拶時に感極まり、言葉に詰まる場面も見せたが、後輩ジョッキー達には「外国人騎手に負けるな」と熱いエール。最後は仲間たちに胴上げされ、ターフに別れを告げた。今後は3月より待望の厩舎開業となる予定だ。
【中舘英二騎手のコメント】
「引退の実感はあまりないですが、ちょうど良い潮時かと思います。勝ったレースより負けたレースの方が印象に残っていますが、アサヒエンペラーで負けた皐月賞(G1)が最も印象に残っています。騎手を辞めたいと思った事は何度もありますが、この2日間は本当に楽しいなと思って乗ることが出来ました。
調教師になってからは馬を無事にレースに出走させる事を心がけたいと思います。最終レース後にも関わらず、引退式に多くのファンの皆様が集まっていただき、ありがとうございます。31年間の騎手人生、ファンの皆様や加藤元調教師を始め、多くの関係者の皆様に大変お世話になりました。こんな引退式をしてもらえるほど勝つことが出来て本当に良い騎手人生でした。ありがとうございました」
中舘 英二
(なかだて えいじ)
1965年7月22日生まれ
[初免許年] 1984年
[初騎乗] 1984年3月4日2回中山4日目8Rレイズタガ(9着/16頭)
[初勝利] 1984年5月6日2回東京6日目7Rトドロキキング
[生涯成績] 17699戦1823勝(うち障害4戦0勝)

現役最後の騎乗を終え笑顔の中舘騎手





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