久保田貴士調教師がJRA通算300勝を達成!

2月21日(土)、1回東京7日目6Rで、11番シンボリタピット(蛯名正義騎手)が1着となり、久保田貴士調教師は現役72人目となるJRA通算300勝を達成した。

父はクイーンSを制したユキノビジンなどを管理した久保田敏夫元調教師。学生時代には全日本学生馬術選手権大会を3連覇(87~89年)した経歴を持つ。大学卒業後は英国での研修を経てJRA競馬学校厩務員課程に入学し、柴田欣也厩舎に厩務員として所属。調教助手を経て02年に調教師試験に合格すると、翌年の03年に開業した。

初年度に6勝を挙げると、翌年には16勝を挙げて早くも二桁勝利を達成。05年からは毎年20勝以上を挙げ続けている。07年にはワイルドワンダーでアンタレスSを制して重賞初勝利。これまでに重賞5勝を挙げており、現在はオープン馬のストロングサウザーなどを管理している。

【久保田貴士調教師のコメント】
「ここまで馬主やスタッフなど関係者の皆様に支えられて区切りの勝利を挙げることができました。より一層、競馬に貢献できるように厩舎を盛り上げていきたいと思います。301勝目を目指してまた頑張ります」

久保田 貴士
(くぼた たかし)
1967年9月17日生まれ
[免許交付年] 2002年
[厩舎開業年] 2003年
[所属] 美浦
[2015年度成績] 33戦6勝
[生涯成績] 2766戦300勝(うち障害42戦4勝)
成績は21日終了時点