スプリント重賞3勝のダッシャーゴーゴーが引退

2010年のセントウルSなど重賞3勝を挙げたダッシャーゴーゴー(牡8、栗東・安田隆厩舎)は、3月12日(木)付けで競走馬登録を抹消することが発表された。

ダッシャーゴーゴーは2歳時の2009年7月にデビュー。同世代同士では重賞タイトルを手にすることができなかったものの、3歳時秋のセントウルSで古馬を退けて重賞初制覇を挙げた。続くスプリンターズSでは結果、4着降着となったが、勝ち馬からはタイム差無しの2位入線と健闘。早くから高い能力を示した。
翌年も重賞2勝をマーク、春秋短距離G1ではいずれも2番人気に支持されるなどスプリント界を牽引する活躍をみせ、後にはダートや海外にも活躍の場を求めた。現役生活は8歳を迎えるほどのロングランとなったが、先日のオーシャンSがラストランとなった。今後は滋賀県甲賀市の水口乗馬クラブで乗馬となる予定。

馬主は芦田信氏、生産者は下河辺牧場。馬名の意味由来は「元気のいい人+行く」。JRA通算獲得賞金は3億1244万5000円(付加賞含む)。地方通算獲得賞金は1200万円。海外通算獲得賞金は63万4600円。

ダッシャーゴーゴー
(牡8、栗東・安田隆厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ネガノ
母父:Miswaki
通算成績:30戦5勝
重賞勝利:
10年セントウルS(G2)
11年CBC賞(G3)
11年オーシャンS(G3)

ダッシャーゴーゴー

重賞初制覇となった2010年のセントウルSより


ダッシャーゴーゴー

2011年のCBC賞より これが最後の勝ち星だった


ダッシャーゴーゴー

2013年に撮影


ダッシャーゴーゴー

ラストランとなった2015年のオーシャンS