【産経大阪杯】キズナは2着 ラキシス&ルメールが大金星!

4月5日(日)、2回阪神4日目11Rで第59回産経大阪杯(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の4番人気・ラキシス(牝5、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.9(不良)。

2着には2馬身差で1番人気・キズナ(牡5、栗東・佐々晶厩舎)、3着には3馬身差で6番人気・エアソミュール(牡6、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

ゼロスが積極的にハナを奪って向こう正面では後続を離す展開。以下カレンブラックヒル、トラストワン、ロゴタイプ、エアソミュールが追走し、キズナは後方3番手。スピルバーグは最後方につけ、残り800mから徐々にポジションを上げていく。
逃げたゼロスは4コーナーで捕まり、カレンブラックヒルが先頭へ、キズナ、スピルバーグもエンジンが掛かって追撃態勢。直線に入り、勢いの付いたキズナが早々と先頭に立つが、内からスルスルとラキシスが伸び、2頭の一騎打ち。最後はルメール騎手のアクションに応えたラキシスがキズナを2馬身突き放して優勝。3着にはスピルバーグの追撃をしのいだエアソミュールが入った。

勝ったラキシスは2つ目の重賞V。3歳時のエリザベス女王杯で条件クラスの身ながら2着に入るなど、高い素質を見せていたが、なかなか重賞タイトルを獲れず、昨年のエリザベス女王杯が重賞初勝利。今回は昨年の有馬記念6着以来のレースで殊勲の金星を挙げた。
鞍上のC.ルメール騎手は騎乗停止のため、JRA騎手としてのデビューが今週からとなっていたが、初勝利が鮮やかな重賞勝ち。2005年の有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライを彷彿させる勝利だった。
馬主は大島昌也氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「物語の登場キャラクターより」。

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ラキシス
(牝5、栗東・角居厩舎)
父:ディープインパクト
母:マジックストーム
母父:Storm Cat
通算成績:13戦5勝
重賞勝利:
14年エリザベス女王杯(G1)
15年産経大阪杯(G2)

ラキシス

ラキシス

ラキシス

ラキシス

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