【POG】9番人気トモジャクール末脚鋭く新馬V…東京新馬

6月21日(日)、3回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、田中勝春騎手騎乗の9番人気・トモジャクール(牝2、美浦・栗田徹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.5(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ラハトケレブ(牡2、栗東・牧田厩舎)、3着にはハナ差で8番人気・タネホカホカ(牡2、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。

バラッとしたスタート。押してブランデーグラスがハナを奪い、並んでカズノメガミがつける。シンガリまで15馬身ほどの縦長展開。好位でレースをしていたギンゴーが仕掛けると、その真後ろでしっかり脚を溜めていたトモジャクールが坂を登り切ったところからスパート。そのまま突き抜け1着。後方から末脚が光ったラハトケレブが2着に入り、経済コースで粘ったタネホカホカが3着。

勝ったトモジャクールは北海道オータムセールセールにて648万円で落札。近親に園田の三冠レースである園田ダービーと菊水賞を勝ち、交流重賞の兵庫SCでも地元馬最先着の4着となったグレートステージがいる血統。

馬主は吉冨学氏、生産者は浦河町の笹島政信氏。馬名の意味由来は「人名+クール」。

1着 トモジャクール(田中勝騎手)
「スムーズに運べたよ。とても素直な性格。しっかり伸びたね。この先も楽しみ」

(栗田徹調教師)
「ビックリしましたね。気性面を考慮して大事に調教はやってきましたが、体をよく維持していましたし、競馬場にきてからの雰囲気が良かったです。
レースでもスタンドにモノ見をしてヨレていたようですが、競馬にいって良さが出たと思います。このあとはいったん放牧に出すことになると思います。距離はもう少しあっても良さそうですね」

2着 ラハトケレブ(浜中騎手)
「オットリしているところがあって、最後の100mあたりになって本気で走ってくれました。お姉さんのワイルドラズベリーにも乗ったことがあるのですが、ワイルドラズベリーはもっとカーッとした気性でタイプが違いますね。これから良くなってくると思います」

3着 タネホカホカ(江田照騎手)
「仕上りが早く、初戦から上々の走り。いいところがあるよ」

5着 マイネルツィール(柴田大騎手)
「この距離は忙しいですね。もう少しゆったり構えられる条件が合います。まだ周りに気を使っていましたし、ハミが抜けたり、噛んだりという走りでした。それでも、直線はいい脚を使いましたね。良いものはあるので、レースを使いつつ競馬を覚えてくれたら」

7着 ゴシックロマン(菅原騎手)
「まだ若く、競馬がわかっていない感じです。これからスタートがうまくなれば。外に出しからはよく伸びていますよ」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

トモジャクール
(牝2、美浦・栗田徹厩舎)
父:メイショウボーラー
母:セキサンキセキ
母父:フジキセキ

トモジャクール

トモジャクール

トモジャクール

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