【POG】クロフネ産駒キャプテンペリーが差し切りV…福島新馬

7月11日(土)、2回福島3日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の3番人気・キャプテンペリー(牡2、美浦・岩戸厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.6(良)。

2着には4馬身差で1番人気・ナンヨーアミーコ(牡2、美浦・宗像厩舎)、3着には2馬身半差で5番人気・タイキマロン(牝2、美浦・伊藤圭厩舎)が続いて入線した。

シュノンソーがポンと出る好スタート。それを追って、マイネルパッセ、トドロキボサツが並びかける。最後方追走のユーランシャンティまで、縦長を形成した状態で3コーナーに進出。
マイネルパッセが単独先頭に立つも、内からタイキマロンが早めに仕掛けて抜け出しをはかる。
直線に向くと、外目を回してキャプテンペリーが前を捕らえると、ひと味違う脚色で圧倒の新馬勝ち。2着にナンヨーアミーコが入り、内目を回ったタイキロマンが3着に残した。

勝ったキャプテンペリーは近親に01年の新潟記念を勝ったサンプレイスがいる血統。母メイグレイスは産駒3頭目にして初勝利。
馬主は千明牧場、生産者は日高町の千明牧場。馬名の意味由来は「総督+人名より」。

1着 キャプテンペリー(大野騎手)
「上手く仕上がっていました。馬込みに入ってどうかというところはありますが、今日のところは良い競馬が出来たと思います。これからモマれる競馬を覚えていけば理想的ですね」

2着 ナンヨーアミーコ(柴田善騎手)
「練習のときからゲートの出が速い方ではありませんでしたが、実戦でも同じでした。小柄な馬で仕上がっていましたし、気が良いタイプで最後までしっかり走っています。次はゲートももっと良くなると思います」

3着 タイキマロン(田辺騎手)
「今日は枠が良かったことが大きいですね。ある程度の位置につけられましたし、勝負どころで前の馬が物見をした隙をついて上手く捌けました。スピードタイプというわけではありませんし、条件の適性については何とも言えません」

4着 クインズクオーツ(蛯名騎手)
「この条件は忙しいですね。もう少し距離があった方が良さそうです」

5着 ラブターボ(伊藤騎手)
「初戦からやれそうなタイプで良いなと思っていましたが、ゲートがひと息で追走に苦労しました。直線ではジリジリと脚を使ってくれました。小柄なので、体がキープ出来ていけば良いと思います」

6着 マイネルパッセ(柴田大騎手)
「周りに気を遣って走っている感じです。口向きが良くないところもあってコーナーを上手く回れませんでしたし、まだ荒削りです。これからの馬ですよ」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

キャプテンペリー
(牡2、美浦・岩戸厩舎)
父:クロフネ
母:メイグレイス
母父:ネオユニヴァース

キャプテンペリー

キャプテンペリー

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