【POG】2番人気レッドエトワールが差し切りV…東京新馬

11月7日(土)、5回東京1日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の2番人気・レッドエトワール(牝2、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.2(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・シャララ(牝2、美浦・田村厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・ショコラーチ(牝2、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダイワウィズミー(牝2、栗東・松田国厩舎)は6着に敗れた。

バラついたスタートの中、ハナをきったのはシャララで、その後をメアリーローズ、バースデイ、エレナバレーが追う。1番人気のダイワスカーレットの仔、ダイワウィズミーは中団に位置し、直線での伸びにかける。3、4コーナー中間に差し掛かると、後方各馬が仕掛けに入る。
直線に入っても逃げるシャララ。先頭以外の先行していた馬が潰れる中、外から2番人気レッドエトワールが脚を伸ばす。残り100mのところで粘るシャララを交わし、レッドエトワールが1着でゴールした。

勝ったレッドエトワールは新種牡馬ワークフォースの産駒で、稽古では好時計を連発しており、調教通りの走りを披露してくれた。
馬主は株式会社東京ホースレーシング、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+星(仏)。額の大星のように力強く輝くことを願って」。

1着 レッドエトワール(田辺騎手)
「体つきもまだ子供っぽいです。母のフレンチノワールは晩成型だったので今の段階から動けるのは良いですね。お母さんには競馬を教えてもらいましたし、よく知っていますが、この馬も大人しいところが似ています。芝で走ってくれたことも良いですね。今日はスローペースのなか、よく差してくれました。この先、距離をもたせていきたいです」

2着 シャララ(C.デムーロ騎手)
「スタートも良かったですし、先頭に立ってからもフワフワせずにしっかり走ってくれました。直線で仕掛けたときもスッと反応してくれましたし、賢い馬ですよ。次が期待できます」

3着 ショコラーチ(石川騎手)
「大きな問題があるわけではありませんが、練習のときからゲートで難しいところがあって、今日もそれでタイミングが合わず後ろからになりました。それでもあそこまで詰めているように、高い能力がありますね。こういうレースが出来れば、すぐにチャンスがくると思います」

4着 パテティーク(柴田大騎手)
「返し馬から周りを気にするところを見せていましたが、初戦としては良い内容の競馬が出来ました。使いながら慣れてくれば更に良いと思います」

5着 エレナバレー(吉田豊騎手)
「ゲートの中だけが心配でしたが、落ち着いていて良いスタートを切れました。競馬が上手は馬ですよ。まだビシッと追われていない分、追ってからがもうひとつでした。これから走りにメリハリが出てくれば良いですね」

6着 ダイワウィズミー(戸崎騎手)
「4コーナーを回るところまでは良い感じで運べましたが、直線ではササる面を見せていました。まだ子供っぽい感じがしますし、使って良くなりそうです」

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レッドエトワール
(牝2、美浦・久保田厩舎)
父:ワークフォース
母:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ

レッドエトワール

レッドエトワール

レッドエトワール


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