春からの成長が著しいプロトコルがOP入り!…錦秋S

11月21日(土)、5回東京5日目11Rで錦秋S(ダ1600m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の2番人気・プロトコル(牡4、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.3(良)。

2着には1馬身1/4差で10番人気・クロスボウ(牡5、美浦・国枝厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・メガオパールカフェ(牡4、美浦・小島太厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクライスマイル(牡4、美浦・大和田厩舎)は4着に敗れた。

ほぼ揃ったスタートから抜け出したのはノボバカラで、それを見るような形でノウレッジ、ロードガルーダ、ティアップレーヴ、メガオパールカフェが追走する。1番人気のクライスマイルは中団の位置に控える形。先頭から最後方までほとんど差のないまま4コーナーを回り直線に差し掛かると、先手を打っていたノボバカラをプロトコルが捕らえ押し切りを図る。各馬プロトコルを目標に脚を使うも、クロスボウが迫るのみ。クライスマイルも不発に終わりプロトコルがそのまま押し切った。

勝ったプロトコルは条件戦を2連勝し、休養を挟んで挑んだ前走の秋嶺Sでは、武蔵野Sで3着に入ったモーニンの2着と地力強化を示していた。4勝中3勝を挙げている得意の東京コースで準オープンをわずか2戦で突破し、オープン入りを果たした。
馬主は石瀬浩三氏、生産者は日高町のいとう牧場。馬名の意味由来は「議定書」。

1着 プロトコル(柴田大騎手)
「強かったですね。現状ではこのくらいの距離が良さそうです。砂を被っても全然気にしませんでしたし、長く良い脚を使ってくれました。良いときに乗せてもらいました」

2着 クロスボウ(吉田豊騎手)
「前走は1400で少し忙しいかと思っていたので、早めに動いていきましたが、最後は止まってしまいました。今日は1600だったので馬の後ろで砂を被せてこの馬の競馬をしました。最後も良い脚を使ってくれましたね」

3着 メガオパールカフェ(内田博騎手)
「休み明けを叩いたことが良かったのか、砂を被っても平気でしたし良い感じで運べました。終いも脚を使っていますし、良い内容でした」

4着 クライスマイル(ムーア騎手)
「スタートは普通に出ましたが、道中のペースについていくのが大変で追い通しでした。もっと長い距離の方が良さそうです」

5着 ノボバカラ(戸崎圭騎手)
「3コーナーの辺りでハミを取ってしまったことが余計でしたね。もう少しジンワリと運びたかったです」

錦秋Sの結果・払戻金はコチラ⇒

プロトコル
(牡4、美浦・牧厩舎)
父:スクリーンヒーロー
母:ヴィーナスコロニー
母父:Nureyev
通算成績:15戦5勝

プロトコル

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