【POG】ブレッシングテレサが世代最後の芝の新馬戦を制す!…阪神新馬

2月28日(日)、1回阪神2日目5Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の2番人気・ブレッシングテレサ(牝3、栗東・梅田智厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.7(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・エイシンティンクル(牝3、栗東・坂口則厩舎)、3着には2馬身差で7番人気・ガラスダマノピアス(牝3、栗東・加用厩舎)が続いて入線した。

ガラスダマノピアスがハナに立ちゆったりとしたペースで逃げる。ブレッシングテレサは直後2番手を追走し、3番手からアルファヴィル。その後ろにウォーターシャウトと、人気を集めたエイシンヒカリの妹エイシンティンクルがレースを進める。ラヴェラータは最後方から末脚に懸ける。
直線に入ると、逃げる内のガラスダマノピアスそのすぐ外にブレッシングテレサ、そして更に外、3コーナーからポジションを押し上げたエイシンティンクルの3頭が並んで競り合いに。この争いを制したのは真ん中のブレッシングテレサ。内のガラスダマノピアスを競り落とすと、外から迫るエイシンティンクルの追撃を凌いで先頭でゴールした。

勝ったブレッシングテレサの馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「祝福+母名の一部」。
兄はアドマイヤラクティ。14年のオーストラリアG1コーフィールドCを制し、そこから同国で最高峰のG1メルボルンCに挑戦するものの、レース後に心不全を発症し、日本に戻ることなく亡くなってしまった。本馬は先週の除外もあり、初出走が世代最後の芝での新馬戦となったが見事に優勝。天国の兄もその走りに祝福を送っているはずだ。

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ブレッシングテレサ
(牝3、栗東・梅田智厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:アドマイヤテレサ
母父:エリシオ

ブレッシングテレサ

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