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【安田記念】ロゴタイプがまんまと逃げ切って3年ぶりのG1勝利!
2016/6/5(日)
6月5日(日)、3回東京2日目11Rで第66回安田記念(G1)(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の8番人気・ロゴタイプ(牡6、美浦・田中剛厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.0(良)。2着には1馬身1/4差で1番人気・モーリス(牡5、美浦・堀厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・フィエロ(牡7、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
スタートでロサギガンティアが立ち遅れ。その他は横一線のスタート。ロゴタイプがスッとハナを主張する。1馬身~2馬身のリード。直後にディサイファが行く構えを見せるが、外から断然人気のモーリスが抑えきれない感じで2番手に。もう1頭の人気馬、リアルスティールも口を割りながら先行。中団にイスラボニータ、サトノアラジン、フィエロが隊列を形成。さらに後方からダノンシャーク、ロサギガンティアが追走。前半の600mを35.0秒というG1にしてはやや遅い、淡々とした流れでレースは進み、府中の長い直線へ。
内ラチ沿いをロゴタイプが逃げる。モーリスは400mのハロン棒を過ぎ、満を持して追い出しにかかり、外からはイスラボニータが脚色よく並びかける。さらにはダノンシャークが内を突く。
しかし、逃げるロゴタイプが粘る粘る。なかなかその差は詰まらない。残り200m、モーリスが襲いかかるが、いつものキレが見られない中、一番外からはフィエロが伸びてくる。しかし追いすがる後続を尻目に、ロゴタイプが1馬身1/4の差をつけ、逃げ切りゴール。2着争いはモーリスとフィエロの差し比べになったが、ハナ差モーリスが先着して何とか面目は保った。
勝ったロゴタイプは、12年朝日杯FS、13年の皐月賞とこれまでに2つのG1を制しているが、その後は大舞台で一線級相手に好走はするものの、なかなか勝ち星に恵まれない戦績。そんな中、前走ダービー卿CTではトップハンデながら1年ぶりに連対し、復調気配を見せて今回、3年ぶりの勝利を3つ目のG1タイトルで飾った。
馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「文字を組み合わせて個性的な書体に図案化したもの」。
安田記念の結果・払戻金はコチラ⇒
ロゴタイプ
(牡6、美浦・田中剛厩舎)
父:ローエングリン
母:ステレオタイプ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:25戦6勝
重賞勝利:
16年安田記念(G1)
13年皐月賞(G1)
12年朝日杯FS(G1)
13年スプリングS(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。



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