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【帝王賞】コパノリッキー3枠3番!ホッコータルマエは7枠10番!
2016/6/26(日)
コパノリッキーは秋の遠征のためにもここは勝っておきたい
6月29日(水)に大井競馬場で行われる交流重賞・第39回 帝王賞(Jpn1)4歳上 定量 指定 1着賞金:6000万円 ダート2000m )の枠順が確定した。
前走のかしわ記念で6つ目のG1勝利を挙げ、ここへ駒を進めてきたのがコパノリッキー。今回は3枠3番からのレースだ。昨秋はG1で3連敗。「終わった」の声も聞こえ始めていた前走で2着を3馬身突き放す圧巻のパフォーマンスを見せた。まだ老けこむのは早い。秋には米国、ブリーダーズカップへの挑戦も視野に入れているだけに、ここで再度その力を証明し、秋には海の向こうへ羽ばたいて欲しいところだ。
7枠10番に入ったのが昨年と13年にこのレースを制している、ダートの王者ホッコータルマエだ。3年連続で挑んだ前走のドバイワールドカップでは、世界の強豪の前に9着と三度敗れる形に。しかし、7歳を迎えた今でもその実力は国内トップクラス。4歳春のかしわ記念勝利以来、地方中央問わずG1だけを走りぬき、手にしたG1の勲章は10個。このレース3勝目をかけて挑む一戦になるが、勝ち負けに加わるはずだ。
かしわ記念5着からの巻き返しが期待されるサウンドトゥルーは6枠7番にゲートイン。昨年の日本テレビ盃を制し、JBCクラシック、チャンピオンズCをそれぞれ2着、3着とし、迎えた東京大賞典でホッコータルマエら強豪を一蹴して初G1制覇。中団待機から繰り出される末脚は有力先行馬にとって脅威となる存在。走り慣れたコースで2つ目のG1タイトル奪取に燃える。
新興勢力ではアスカノロマンで今回は1枠1番からの競馬となった。今年1月の東海Sを制し、勢いそのままに挑んだフェブラリーSは7番人気と低評価の中、勝ち馬から0秒2差の3着に好走。続くアンタレスSを2着とし、前走の平安Sでは2着に5馬身差の大楽勝。上昇度ならこの馬が一番だ。初のナイター競馬という課題はあるが、それ以上に期待が大きい1頭だ。
2枠2番に入ったのがノンコノユメ。昨年の夏、同じ舞台で行われたジャパンダートダービーを制した末脚は現役No.1といえるもの。その後方脚質ゆえに、昨年のチャンピオンズC、今年のフェブラリーSでは良い脚で追い込んできてはいるものの、ともに2着に敗れた。今回は実績あるコースに戻り、自慢の末脚が炸裂するか注目。
中央馬が強いのは周知のとおりだが、地方馬も黙ってはいない。7枠9番に入ったユーロビートが地方の総大将として迎えうつ。昨年のマーキュリーCでは中央馬を圧倒してダートグレード重賞初制覇を飾った。昨年の帝王賞は4着だったが、今年はそれ以上の着順を目指し、地方馬の威厳を見せて欲しいところ。
4歳馬とベテランが相まみえて、好メンバーになった今年の帝王賞。年長馬が格の違いを見せつけるのか、それとも世代交代の引導を引き渡すか。夏の大井でダート王に輝くのは果たしてどの馬なのか。発走は20時10分。枠順は以下のとおり。
※枠-馬番 馬名 斤量 騎手
1-1 牡5 アスカノロマン 57 太宰
2-2 牡4 ノンコノユメ 57 C.ルメール
3-3 牡6 コパノリッキー 57 武豊
4-4 牝5 アムールブリエ 57 浜中
5-5 牡6 ナリチュウドラゴン 57 赤岡修
5-6 牡7 ジャルディーノ 57 真島大
6-7 セン6 サウンドトゥルー 57 大野
6-8 牡8 リワードレブロン 57 寺地誠
7-9 セン7 ユーロビート 57 吉原寛
7-10 牡7 ホッコータルマエ 57 幸
8-11 牡7 ナムラビクター 57 服部茂
8-12 牡6 クリソライト 57 川田
※こちらに掲載されている情報は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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