【七夕賞】オリオンザジャパン 去勢効果で柔らかみ「芝のレースにも対応できる」

6日、七夕賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アハルテケS4着のオリオンザジャパン(セ6、美浦・小西厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.2-38.0-24.6-12.4秒をマークした。

【小西一男調教師のコメント】
「前走も終いは良い脚を使っていますし、前々走も芝であれほどの上がりを使えるとは思いませんでした。元々芝血統ですから、芝のレースにも対応できると思っています。以前は使い込むと硬くなっていましたが、今は去勢の効果があるのか柔らか味があります。後ろから行くタイプですし、展開が向けば良いですね」

オリオンザジャパン


前走、エプソムC16着のステラウインド(牡7、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.0-38.0-24.6-12.5秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今日の追い切りは、気分転換の意味もあって坂路でやりました。先週末もやっていますし、体調は良いですよ。この季節は毎年具合が良いですね。今回はチークピーシズを着けてみます。効果はありますし、あとはきき過ぎることなく折り合って集中してくれればと思っています。前々走はダートで走らなかったというよりも、気持ちの面が影響したかと思います。前走もそれを引きずっていたのかもしれませんね。去年は、このレースで一番良い競馬が出来ていたと思います。年齢的な気性もあるのか、広いコースではダラダラとした走りになりますが、小回りコースは合うと思います」

ステラウインド