競馬予想家の清水成駿さんが死去 67歳

競馬予想家、評論家として一世を風靡した清水成駿(しみず せいしゅん)さんが4日午後3時17分、東京都内の病院で亡くなった。67歳だった。

清水氏は1948年生まれ、東京都出身。1972年に明治学院大学経済学部卒業と同時に、競馬専門紙の「1馬」に入社。35歳という若さで編集長に登りつめると、同紙でコラム「今日のスーパーショット」を連載。孤独の◎を打つ予想と、唯一無二の視点で切り込むコラムは常に注目の的だった。2001年の1馬退社後は、幾多の媒体で活躍。競馬ラボでは連載「清水成駿のジャイロボール」やニコ生特番に出演した。

近年も自身のサイト「競馬JAPAN」を立ち上げるなど、長きにわたって競馬予想に身を投じ、幾多のファンをとりこにし続けてきた競馬予想界のカリスマだった。通夜は8日午後6時から、葬儀・告別式は9日午前11時30分から、東京・台東区上野公園14—5、寛永寺輪王殿第2会場で。喪主は妻の優美さん。