【ローズS】1週前 シンハライト坂路でビシッと53.5秒 池添騎手「あらためていい馬だと思った」

7日、ローズS(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

オークス、秋華賞の牝馬二冠を狙うシンハライト(牝3、栗東・石坂厩舎)は坂路に登場。終いは一杯に追われて4F53.5-39.2-25.3-12.7秒をマーク、栗東帰厩後では一番ハードな内容の追い切りを消化した。

騎乗した池添謙一騎手は「追い切りは最後で反応を見る感じでやりました。乗り味は相変わらずよかったし、文句がありませんね。春より馬体はふっくらしていますが、息もしっかりとできています。あらためて〝いい馬〟だと思いました。休み明けではありますが、オークス馬ですから。内容はあって当たり前。結果も出したいですね」とコメント。

デビュー戦からチューリップ賞まで無傷の3連勝。桜花賞はゴール前でジュエラーの強襲に遭い2センチ差で戴冠を逃したが、桜花賞馬不在のオークスでは直線で狭くなるシーンがありながら類まれな勝負根性を発揮して優勝。秋華賞に向けて好スタートを決めたいところだ。