【凱旋門賞】マカヒキは14着 R.ムーアのファウンドが制しオブライエン厩舎がワンツースリー!

凱旋門賞

10月2日(日)、フランスのシャンティイ競馬場で凱旋門賞(G1)(3歳上牡・牝 1着賞金285万7000ユーロ 芝2400m)が行われ、日本からクリストフ・ルメール騎手とのコンビでマカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)が出走。14着に終わった。

勝ったのはライアン・ムーア騎手の3番人気・ファウンド(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)で勝ちタイム2.23.61(良)。 2着は9番人気・ハイランドリール(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)、3着は8番人気・オーダーオブセントジョージ(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が続いて入線し、エイダン・オブライエン厩舎のワンツースリーだった。

勝ったファウンドはここまで5戦連続2着に敗れていたように、これまで10度の2着を経験。今年5月のムーアズブリッジS以来となる勝ち星がビッグタイトルとなったが、昨年のBCターフでは、昨年の凱旋門賞馬ゴールデンホーンを降していた。なお、Galileo産駒も3頭出走でワンツースリーを決めている。

馬主はMichael Tabor氏、Derrick Smith氏、Mrs John Magnier氏。生産者はアイルランドのAidan Patrick O'Brien氏。

日本から出走したマカヒキは外枠からの発走で、序盤は好位をキープ。道中は馬群の外々を回る形となり、直線へ。しかし、いざ、スパートかと思われたが、そこから失速。早々と争いから脱落し、大きく離れた14着に終わった。騎乗したC.ルメール騎手は「普段はリラックスして乗りやすい馬なのに、きょうは引っかかってしまった。レースではオーバーペースで最後は馬がバテてしまいました。(明確な敗因は)わからないですね……」と振り返った。

なお、日本初発売となった海外馬券だが、払戻金は単勝(10)が780円、馬連(4)-(10)が1万3800円、馬単(10)-(4)が2万4170円、3連複(4)-(8)-(10)が5万5290円、3連単(10)-(4)-(8)が38万0060円の波乱の結果となった。

  • ファウンド
  • (牝4、愛・A.オブライエン厩舎)
  • 父:Galileo
  • 母:Red Evie
  • 母父:Intikhab
  • 通算成績:19戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年凱旋門賞(G1)
  • 15年BCターフ(G1)
  • 14年マルセルブサック賞(G1)
  • 16年ムーアズブリッジS(G3)
  • 15年ロイヤルウィップS(G3)

凱旋門賞
凱旋門賞

大激戦の末、内から抜け出したファウンドが押し切った 鞍上は日本でもお馴染みのR.ムーア騎手

凱旋門賞

ムーア騎手お決まりのポーズも決まった

凱旋門賞

返し馬を行うマカヒキ

凱旋門賞

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。単勝人気は日本のオッズを表記しております。