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【南部杯】これが王者の貫禄!コパノリッキーが交流G1・3連勝!
2016/10/10(月)
10月10日・盛岡競馬場で行われた第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)(3歳上 混合 定量 1着賞金4500万円 ダート1600m)は、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・コパノリッキー(牡6、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.5(稍重)。
2着には1馬身3/4差で2番人気・ベストウォーリア(牡6、栗東・石坂厩舎)、3着には3馬身差で4番人気・ホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦厩舎)が入線した。
ハナを切っていったのは北海道のロイヤルクレスト。押して2番手にホッコータルマエ、3番手に断然人気のコパノリッキーが追走。3連覇が懸かるベストウォーリアはその直後の外目4番手のポジション。アスカノロマンがちょうど中団で、レーザーバレットは先行集団からやや離れた中団後方を追走。3コーナーで馬群が密集、JRA勢が固まるが、内目をスルスルとレーザーバレットが上がり、4角先頭で直線に向く。
内で粘り込むレーザーバレットにホッコータルマエが並びかけてくるが、その外からコパノリッキーが抜群の脚色で接近。そしてベストウォーリアも外から差してくるが、コパノリッキーの脚色は衰えること無くゴールまで伸び続け、従来の記録を1秒3上回る驚異のレコードタイムでゴールイン。
勝ったコパノリッキーはこれがG1タイトルの8個目。昨秋はG1で3連敗、調子を崩していたが、今年のかしわ記念、帝王賞を快勝。これで交流G1・3連勝となり、完全復活を印象づけた。今回は初のG1制覇となったフェブラリーSから14年の東京大賞典までコンビを組んでいた田辺裕信騎手が約2年ぶりに騎乗し、人馬ともに嬉しい勝利となった。
馬主は小林祥晃氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。
「2年振りに乗りましたが、さらに馬が成長しているのを実感しました。折り合いも全然苦労しなかったのでいつでも追い出せる形で直線を待ってました。返し馬で(馬場の)中央が湿っていて走りやすいと思ったので、直線は馬場の真ん中に出しました。久しぶりにこの馬に乗れて、良い成績が残せているこの盛岡競馬場に来れて本当に良かったです。また応援よろしくお願いします」
- コパノリッキー
- (牡6、栗東・村山厩舎)
- 父:ゴールドアリュール
- 母:コパノニキータ
- 母父:ティンバーカントリー
- 通算成績:23戦12勝
- G1勝利:
- 16年マイルCS南部杯(Jpn1)
- 16年帝王賞(Jpn1)
- 14、16年かしわ記念(Jpn1)
- 14、15年JBCクラシック(Jpn1)
- 14、15年フェブラリーS(G1)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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