【POG】ハクサンベルら土曜京都6R&日曜京都5Rトレセン直送トーク

●11月5日(土) 5回京都1日目6R 2歳新馬(ダ1400m)

ダイワメジャー産駒の2枠2番ハクサンベル(牡2、栗東・西園厩舎)は、厩舎、鞍上、オーナーがハクサンムーンでお馴染みのチーム。血統的な繋がりはないが、攻め馬ではハクサンムーンを彷彿させるスピード感たっぷりの動きを見せていて、ゲートセンスも非凡。

西園正都調教師は「今週の坂路は思った以上に動けた。あのハクサンルドルフをあおったんだからね。前向きな気性をしているし、ダートの短距離が合いそうですよ」とデビューVに向けて手応え十分。好枠を利して押し切りを狙う。

●11月6日(日) 5回京都2日目5R 2歳新馬(芝2000m)

ヒシマサル(牡2、栗東・角田厩舎)は、オールドファンには懐かしい名前で、この馬が3代目。初代は安田記念を勝つなど13勝。2代目も重賞3連勝を含む5勝。3代目を管理する角田晃一調教師も手綱をとったことがある。3代目はルーラーシップ産駒で、兄に目黒記念を勝ったムスカテール。昨年のセレクトセールにて7128万円で取引されている。

師は「坂路は心配になるぐらい動かない(苦笑い)。上のムスカテールもそんなタイプみたいだね。コースではまだ動けているし、芝の実戦で良さがでるんじゃないかな。中距離ぐらいが合いそうですよ」とやや慎重な口ぶりだが、オーナーも3世代に渡って受け継いできた縁のある名前。どういった走りを見せるか楽しみだ。