【BCフィリー&メアターフ】武豊ヌーヴォは11着 勝ったのはデットーリのクイーンズトラスト

ヌーヴォレコルト

レースへ臨む武豊騎手とヌーヴォレコルト

現地時間11月5日(土)、アメリカのサンタアニタパーク競馬場でブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1)(3歳上牝 定量 1着賞金110万米ドル 芝2000m)が行われ、日本から武豊騎手とのコンビでヌーヴォレコルト(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)が出走。3番人気に支持されるも11着だった。

勝ったのはランフランコ・デットーリ騎手の5番人気・クイーンズトラスト(牝3、英・M.スタウト厩舎)。2着は1番人気・レディイーライ(牝4、米・C.ブラウン厩舎)、3着は4番人気・アベンジ(牝4、米・A.マンデラ厩舎)だった。

レースはアベンジが引っ張る展開。ヌーヴォレコルトは大外枠から発走も、好スタートを決めて、道中は中団を待機。最後の直線でアベンジが逃げ切りを図るが、外から後方待機のクイーンズトラスト、レディイーライと共に追い上げ。最後は2頭のマッチレースになったが、クイーンズトラストが僅かに凌いだ。ヌーヴォレコルトは勝負どころから見せ場なく終わっている。

勝ったクイーンズトラストはこれが通算2勝目。今年7月のナッソーS(G1)では10月のクイーンエリザベス2世Sを制するなどG1・7勝のマインディングの2着になるなど、高い能力を示していた。管理するマイケル・スタウト調教師は同レース3年ぶりの制覇で3勝目。馬主はCHEVELEY PARK STUD。

なお、BCフィリー&メアターフには日本からこれまでに2頭が出走しており、2000年のマルターズスパーブが13着、2010年のレッドディザイアが4着と敗れている。ブリーダーズカップ諸競走全体でみても、先のレッドディザイア、2012年のBCターフでトレイルブレイザーの4着が最高着順。海外でも好走歴のあるヌーヴォレコルトに期待が集まったが、残念ながら着外だった。

海外馬券第三弾となった今回の払戻金は、単勝(11)が840円、馬連(8)-(11)が1590円、馬単(11)-(8)が3460円、3連複(4)-(8)-(11)が3890円、3連単(11)-(8)-(4)が30760円だった。

  • クイーンズトラスト
  • (牝3、英・M.スタウト厩舎)
  • 父:Dansili
  • 母:Queen's Best
  • 母父:King's Best
  • 通算成績:8戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 16年BCフィリー&メアターフ(G1)

ヌーヴォレコルト

勝ったクイーンズトラスト(写真右から3頭目) デットーリ騎手のゲキに応えた

ヌーヴォレコルト
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