【アメリカJCC】1週前 ゼーヴィント「道中で脚を溜めた状態での走りが重要」

ゼーヴィント

■来週日曜中山11レース・アメリカJCC(G2)1週前情報

【1/11追い切り】

ゼーヴィント(牡4、美浦・木村厩舎)・前走=福島記念2着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.8-70.0-54.8-40.4-13.3秒をマーク。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は2着にきたように馬はよく頑張ってくれましたが、自分としてはレースに向けて上手く送り出してあげられなかったという思いです。馬に申し訳ないと思っています。稽古でも自分で勝手に動けてしまいますし、普通の馬なら十分負荷がかかるレベルでもこの馬にとってはラクに走れてしまうので、馬が走りたいように走らせているだけでは力が付いてこないと思っています。

今日もしっかり負荷をかけるために併せ馬の馬も選んで、道中は脚を溜めてギリギリまでエンジンを吹かしながら最後に爆発させるイメージで追い切りました。時計以上に馬にとっては大変な内容だったと思います。この馬に限らない話ですが、道中で脚を溜めた状態での走りが重要になってくると思ってその辺りに気を付けて調整していますし、レースでも上手く走れればと思っています」

タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝厩舎)・前走=天皇賞(春)4着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.5-52.2-38.4-13.1秒をマーク。

【佐藤助手のコメント】
「昨年は北海道で使いたかったですけど、トラブルがあってここまで延びました。それでも馬が大人びてきましたし、元気はありますけど余分なことをしなくなってきました。肉体面も一段と逞しくなってきました。今週の1週前追い切りはウッド3頭併せでやって、大外を回った分時計は目立ちませんが、動きに関してはこの時点で出来ています。今のところ不安材料がありませんし、勝ってもらわないと困るというくらいの気持ちです」

タンタアレグリア