【京成杯】直線一気!コマノインパルスが1番人気に応えて重賞初制覇!

コマノインパルス

1月15日(日)、1回中山5日目11Rで第57回京成杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・コマノインパルス(牡3、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.5(良)。

2着にはクビ差で7番人気・ガンサリュート(牡3、栗東・安田隆厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・マイネルスフェーン(牡3、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

サーベラージュがやや伸び上がるようなスタートで出遅れる。ハナを切っていったのはメリオラで、1馬身ほどのリード。2番手にベストリゾート、3番手の外にバリングラ。イブキ、ポポカテペトルも好位を追走し、出遅れたサーベラージュも内から上がっていく。人気のコマノインパルスは中団後ろからの競馬。先頭からシンガリまでさほど差がない展開。4コーナーで馬群が一団となり、直線の攻防へ。

逃げるメリオラをベストリゾートが交わしにかかるが、やや外に寄れてポポカテペトルの進路をカット。そのあおりを受けてサーベラージュもブレーキを踏む。内がごちゃ付く中、外から一気に伸びるコマノインパルス。残り200を切ったところで先頭に立つと、追い込んでくるガンサリュートの末脚を半馬身差封じて重賞初制覇を飾った。

勝ったコマノインパルスは昨年10月のデビュー戦を勝利で飾ると、続く葉牡丹賞では後にホープフルSを制すレイデオロの2着と好走していた。3代母が91年のエリザベス女王杯を勝ったリンデンリリーで、近親にはフィリーズレビューを勝ったヤマカツリリーらがいる血統。バゴ産駒はこの世代3頭が勝ち上がっており、JRAの重賞制覇は15年のファルコンSを制したタガノアザガル以来、5勝目となった。
馬主は長谷川芳信氏、生産者はむかわ町の新井牧場。馬名の意味由来は「冠名+衝撃的な走りを」。

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  • コマノインパルス
  • (牡3、美浦・菊川厩舎)
  • 父:バゴ
  • 母:コマノアクラ
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:3戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 17年京成杯(G3)

コマノインパルス
コマノインパルス

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